漫画コラム

MIXにハマった方は必見!あだち充のおすすめ作品は他にもあるぞ!

MIXおもしろいですよね!アニメも最高でした。

MIXにハマったことで、あだち充さんの過去作に興味が出てきた方も多いようです。

だけど、作品数が多いし…

昔の作品はなんだか絵が古いし…

どれを読めばいいんだろうか…

と、どの作品から手をつけていけばよいのか悩んでいる人もいるようですね。

 

あだち充さんの代表作といえば、

あだち充の代表作
  • ナイン
  • 陽あたり良好
  • みゆき
  • タッチ
  • スローステップ
  • ラフ
  • 虹色とうがらし
  • H2
  • いつも美空
  • KATSU!
  • クロスゲーム
  • MIX など

こんなにあります(^^;)

これでは、確かに迷ってしまいますねw

 

というわけで、今回の記事ではあだち充さんの大ファンだという30名の方に

「あなたが一番おすすめのあだち作品は?」

というアンケートをとってみました。

作品に対する愛を自由に語っていただきましたので、

どの作品から読めばいいのだろうか…

と、悩んでいる方は作品選定にお役立てくださいね(^^)

虹色とうがらし

あだち充先生といえば野球漫画というイメージがありますが、他にも『陽あたり良好!』に代表される少女漫画、『KATSU!』などのボクシング漫画なども執筆されています。
その中でも異彩を放つのが時代劇ものである『虹色とうがらし』ではないでしょうか。
題材が違うとは言っても主人公である七味はいつもの気が抜けているけどやるときはやる少年、ヒロインである菜種はとびきり可愛いけど勝ち気で腕っ節が強いなどのいつものあだち充フォーマットを用いて描かれているので安心して読むことができます。
しかし、「あだち充が時代劇を描くとこうなるのか!」という驚きに満ちているので、他のあだち作品を読んだことがあるとさらに楽しめると思います。

 

父親が一緒だが母親がそれぞれ違う7人兄弟が、皆個性的で楽しいです。全員母親が死亡し、父親には会ったことがないという複雑な環境なのに、兄弟同士仲が良く、生まれたときからずっと一緒かのようなほのぼのした関係が微笑ましいです。兄弟それぞれの母親の墓参りに連れ立って出かけ、その出先で何度も賊に襲われるのですが、一人を除いて皆強く、バッタバッタと気持ちよく倒していきます。その過程で、自分たちの父親が将軍であること、そのために刺客を送られていることを知りますが、それでも変わることなく繰り広げられるドタバタ劇が見どころだと思います。7人の中に一人だけ、兄弟でない者が混じっていて、途中でそれが誰かわかるのですが、兄弟としての絆が変わらず、本人もそれほど感傷的にならずにあっけらかんとしているところなど、いかにもあだちワールドらしくて好きです。

虹色とうがらしは、知る人ぞ知る名作!といったところでしょうか。

文庫本コミックは全6巻と、手軽に読めるサイズなのもおススメな点です。

魅力的なキャラ

半蔵!

あだち充作品ではめずらしいむさいおじさんキャラです。
美少女に定評があるあだち先生ですが、個人的にはおじさんキャラを非常に魅力たっぷりに描きだす方だなあと思います。
作品の時代や世界観から決して逸脱しないながらも、読者を置いてきぼりにしない「リアルさ」と、こんな人本当はいないけどいたらかっこいいよねという「ファンタジーさ」を
見事に両立させているのが半蔵というキャラクターです。
外見がイケメンとか、見てくれでない「なんかこのキャラ好きだな」という内からの魅力があります。

 

王道ですが主人公の七味です。典型的な少年漫画の主人公といった、元気でぶっきらぼうで強く、仲間想いのタイプです。少し抜けてるところや、将軍とわかっても父親に対して悪態をついているところも好きなところです。クライマックスで、ピンチの中、戦いながら菜種に想いを伝えるシーンが最高でした。

他のキャラでは、兄弟の父親である将軍・秋光もいい味出しています。ひょうひょうとしていて、一見ただの女好きにしか見えないのですが、身分を隠して子供たちの長屋へ様子を見に行ったり、自分の子でないとわかった子にも普通に接していたり、優しい一面がいいと思います。その反面、かなりの切れ者であり、剣の達人であるというギャップも魅力です。

みゆき

読み初めは小さい頃父の持ち物だった単行本でした。ちょっと古い作品になりますが、あだち先生のメジャー作品はタッチかもしれませんが、あだち先生の存在を知った初めての作品がわたしにはみゆきでした。

あだち先生の作品の中でラブコメに焦点を当てた作品ですが、登場人物たちの80年代の高校生感あふれる心理描写が巧みで、ドキドキするけれどどこか懐かしくて、ほっこりするかと思いきや意外と複雑な家庭環境や人間模様が組み込まれているのが、女性でも月9ドラマを見る気分で楽しめるのがおすすめポイントです。

一人の男子高校生が主人公で、クラスのマドンナ的存在である女子に片思いしているのですが、ある時突然会ったこともない妹が家にやってきて、実は兄弟がいるということが発覚し、その弟とマドンナが同じ名前でみゆきというハプニングから物語は始まります。

登場人物それぞれ思い人がいて、それぞれの思惑が交差する心理描写はあだち先生の得意な部分だと思いますが、スポーツなどの要素はなく、恋愛に焦点を置いているので心理描写に集中できて、今でも心に残る作品です。

血のつながりがない兄妹ですが、みゆきは本当はそれを知っているのではないか?という点がわからないところが好きです。
帰国子女だからなのか、本当は兄まさとを好きだからか、みゆきの兄に対する態度に翻弄されます。
大人になってから見ると、たぶんみゆきは子供の頃からまさとを異性として好きだったのだと思います。
しかし、兄妹になってしまい恋愛は許されないので、気持ちをセーブしていたのでしょう。
なので、最終回でまさとが素直にみゆきへの気持ちを結婚式で伝えたシーンは感動しました。
この恋愛は、ギリギリまで追い込まれないと自分の本心が見えないという普通の恋愛とは違う切なさがあります。
あだち充といえば「タッチ」ですが、兄妹の恋をピュアに描いている「みゆき」も読んで欲しい一冊です。

みゆきは絶対に読んでほしい作品です。

どんな結末が待っているのだろうかと

ワクワク、ドキドキしながら作品を読み進めることができます。

最後はもう…胸が張り裂けそうになってしまいます。

魅力的なキャラ

沢田優一という主人公のお兄さん的存在であるのですが、これまたベタベタなモテる男でドイツからの帰国子女であり将来有望な若きイケメンプロサッカー選手なのですが、単純に小さい頃大好きでした。

王道で主人公のライバル的な存在ですが、彼もまた恋多き男で二人のみゆきに翻弄されるのですが、あまり主人公と敵対している描写はなく、本人自体は憎めない爽やかなイケメンですので、好きなキャラクターでした。

そして衝撃のラスト重要な人物でもありますのでポジション的にも気に入っています。彼の爽やかさがあるからこそこの物語の終わりに素敵な余韻を残しているのだと思います。

 

まさとです。みゆきとは、血のつながらない兄のまさと。
特に、ずば抜けて才能があるわけでない普通の男の子ですが、とても優しく女性の気持ちに寄り添うことができる人です。
たぶん、一緒にいるととても心地よい人。
だから、妹のみゆきも、彼女のみゆきちゃんもまさとが好きなのでしょう。
優柔不断と少しHなのが玉にきずですが、許せる範囲です。
何度も何度も妹への恋心を心の奥に封じ込めるまさとを応援したくなります。
みゆきちゃんは、かわいそうでしたが、ラストは本当に良かったと思います。

クロスゲーム

スポーツ用品店の息子とバッティングセンターの娘、この設定がさわやかですごく好きです。とても憧れました。
一見喧嘩が多い光と青葉も、心の内には違う感情があることを、セリフではなく表情や情景で表していてこちらの想像力をかきたてるものがあります。
若葉と青葉の対照的な感じも、姉妹ならではの切なさや上手く言えない感情がとてもリアルです。
野球のシーンはもちろん安定感抜群で、ページをめくっているだけなのに鼓動が早くなったり鳥肌が立ったり、感動して涙が出たりしました。
読んでいるとなんだか詳しくなって野球ができるようになった気がして、
別に野球部でもないのにバッティングセンターに行ってバッティングをしたこともあります。
もちろん打てないんですが(笑)
シンプルな絵に見えますがすごく細かいところや目の動きまで描かれていて、読み進めるにつれてどんどん引き込まれていきます。
これを中学3年生の時に読んでいたら、高校時代は野球部のマネージャーをやりたかったなぁ。

最初はあだち充さんの作品「タッチ」の大ファンでした。
そのことから、本屋で「クロスゲーム」が発売されたとき真っ先に購入し、結果、全巻読破してしまった次第です。
あだち充さんらしい、気持ちを「ホッ」とさせてくれる淡いたっちの画が好きで、大好きな「ザ・青春!!」という内容にも心打たれ、
登場人物のにえきらない心の揺れや、他人を思いやる優しさ、野球に対する執念、これぞ青春という内容に惚れて読み続けていました。
まさかの若葉の死から始まりますが、そこで垣間見せる樹多村光の受け入れられない姿、涙が出ない姿に心を打たれ、
結果、赤石修が泣いているのを見て光も涙するというシーンに感動しました。
最後は、1点差での最終話、この緊張感がたまらず好きでした。

クロスゲームが好きな理由は主人公の樹多村光が赤石修や中西大気達プレハブ組と一緒に一軍のメンバーを倒して甲子園を目指す所が面白いからです。

おススメのポイントは樹多村光のピッチングスタイルが最高な所です。樹多村光のピッチングスタイルは150㎞を超える威力のあるストレートと多彩な変化球で打ち取る本格派です。試合を見ていてたくさん三振を取る所は気持ちよく野球を好きな人にとっては堪らないです。強打者にも積極的に攻めていく所も良く手に汗握る対決を楽しむ事ができます。

それと幼馴染である月島青葉や樹多村スポーツの隣に引っ越してきた月島若葉にそっくりの滝川あかねとの恋仲がどうなるかも見所の一つで読んでいて楽しいです。

あだち充さんといえば「野球」です。

野球が大好きな読者さんであれば、確実に通るべき作品の1つです。

魅力的なキャラ

最初はもちろん月島若葉!

こんな女の子でありたかった。若葉ならきっと大人になってもこのまま変わらずみんなの憧れ像をキープしてそう。
というか頑張らずにこれが素なのがすごい。かわいくて明るくて優しくて女の子らしくて、、、ザ・女の子!
でも人に媚びるわけでもなく自慢することもない。こんな人いるのかな(笑)
私が男だったら絶対こんな子と付き合いたいし結婚したい。「もー!」とかですら言われたい(笑)
モテるのに光一筋、かつ両想いってところまで含めて大好きだし憧れの女の子です。

でもやっぱり主人公:樹多村光。

才能の描かれ方がかっこいい。言葉巧みに自分の感情伝えたりはしないけど、
「あ、本当はこう思ってたんだ」とか「誤解されちゃったね」とか「あーなんでそう言っちゃうかな」とか、どんどん感情移入して気付けばめちゃくちゃ応援してるし惚れている。マウンドに立ってる姿は本当にかっこいい!
でもそれだけじゃなくて青葉や仲間の前でふざけてる姿やごまかしている姿も含め、樹多村光はとても魅力的!

 

月島家の三女、月島青葉が大好きです。
若葉が大好きでずっとべったりなところが可愛く、何よりも、男勝りの負けん気の強さが好きです。
野球好きで、小学生のころから野球漬け。まさかの、ピッチャーとしてお手本にまでなるほどの美しいホームの持ち主。
好きな男性のタイプが「160キロのストレートを投げられる男」というように、野球・野球・野球の女の子に心ひかれました。
最後まで主人公の樹多村 光への気持ちに素直になれないところに私の心が打たれました。

 

好きなキャラ名は東雄平です。

東雄平は野球留学生として高校に入学してくるキャラクターでバッティングが非常に凄く野球部の中でもトップクラスの実力があります。魅力は口数が少なく寡黙な印象を受けますが、試合ではしっかりと自分の役割を果たしチームを勝利に導く所が非常にかっこいいからです。

甲子園出場をかけた決勝戦ではスリーベースヒットを打った時にガッツポーズを見せる所もあり今までとは違った一面を堪能できる所も見所です。

 

H2

あだち充といえば、タッチかH2が好きという方は多いのではないでしょうか。私もタッチが大好きなのですが、それ以上に世代ということもあって、H2の方が大好きです。夏になって、甲子園の予選が行われているのを見ると、どうしても読みたくなってしまいます。

セリフとかは少なめで、物足りないという方もいるかもしれませんが、その独特なテンポが特に大好きです。あの間は、あだち充独特で他の人にはまねできないものなのではないかと思います。
私がいまある野球の知識は、H2から得たものだといっても過言ではありません。野球に詳しい人達からすれば、H2は恋愛漫画だという方もいるかもしれませんが、私にとっては高校野球漫画です。国見比呂がとにかく好きでした。今のコロナの影響で、在宅勤務などになって家にいる時間が長くなっていますが、またH2を読み直しています。今読んでもとても面白い作品だと思いました。

 

タッチやMIXなど、数あるあだち充の野球漫画の中で、最も野球にフォーカスしているのがこの「H2」です。主人公の国見比呂は、150キロを超える豪速球と正確なコントロール、無尽蔵なスタミナを持つ物凄いピッチャーですが、所属する野球部が初心者ばかりの弱小チームであるため、圧倒的な強さで勝ち続けるわけではなく、地区予選からドラマチックな展開の試合が続きます。

ドラマチックとはいっても「逆転サヨナラ満塁ホームラン」のようなベタな安っぽいドラマチックではなく、主人公を始めとするチームメートたちの性格や個性が活きた、納得のいく展開ばかりです。そこにあだち充得意のギャグセンスが散りばめられており、緊張感のある試合展開にもかかわらずシリアスに偏りすぎないので、気軽にさくさくと読み進めることができます。野球漫画の最高傑作と言っても過言ではない作品だと思います。

 

時代が近かったのもあるかもしれませんが、青春のマンガです。特に木根が甲子園で初勝利するところとひかりのお母さんが亡くなるところはとても感動しました。
木根がマウンドをゆずらないで完投したところはあきらめないで努力した結果で、とても心打たれました。最初はカッコつけだけだったんだけど、一番人間味のあるキャラクターで感情移入しやすかったです。次にひかりのお母さんが亡くなるところですが、階段の壁に描いてある落書きのシーンはいろいろと考えさせられました。幼なじみの親がなくなるところをとてもリアルに想像できました。野球だけじゃない青春、恋愛があるから青春時代に戻りたいときに読み返したくなります。野球を詳しくないけど、高校野球が好きになりました。

 

タイトルのH2というのはヒーロー二人、ヒロイン二人という意味であり、作品の者役は国見比呂、橘英雄、雨宮ひかり、古賀春華の4人であります。
この4人の恋愛関係と比呂と英雄の野球でのライバル関係を中心としたストーリー展開が主眼になっていますが、野球においては比呂と英雄以外にもいい選手が沢山いるのがこの作品の特徴だと言えます。
比呂が所属する千川高校には比呂の女房役の野田や堅守の柳、ちょっとひねくれた性格だが抜群のセンスを持つ木根など魅力的な選手がたくさんおります。
英雄が所属する明和第一高校にも英雄に強烈なライバル心を持ち、英雄同様に1年生時からクリーンナップを打つ中井や少し気が弱いが剛速球を投げる石元などがいるために、野球での試合展開が実に面白いです。

 

高校野球をテーマとしたストーリー。国見比呂と橘英雄という二人の野球少年がそれぞれ野球に打ち込む中で、比呂の幼馴染で英雄の彼女である雨宮ひかりという女の子との恋愛模様もあり、野球と恋に打ち込むひたむきな姿が描かれています。高校野球で勝ち上がることを目標に日々練習に打ち込み、それが力となっていく姿はとても魅力的です。また、主人公の比呂は幼馴染のひかりに恋しているが、親友の英雄に遠慮しその恋心を無いものとして過ごそうとする葛藤も、読みごたえが有ります。比呂が甲子園でひかりのために勝利をつかもうとする姿はハラハラドキドキしながらとても楽しく読み進めることができます。高校野球が好きな人はもちろん、野球のルールを知らない人でも楽しめる作品となっています。

長編作品なので、読むのがちょっと大変ですが、

これまた絶対に通っておくべき作品の1つです。

アニメ化だけでなく、テレビドラマ化されたこともあり知名度の高い作品です。

それだけ作品が魅力的だということですので、迷ったら「H2」

このチョイスで間違いないですね。

魅力的なキャラ

国見比呂がとにかく好きです。まず、なにより野球が上手でプロも注目する才能があるのに、威張った感じもなく、とても自然体な感じが好きです。野球に関しての熱は隠しきれず、心から野球を楽しんでいるという感じがとても素敵だと思います。古賀はるかともお似合いで、二人を思わず応援したくなるという感じがとてもいいなと思います。そして仲間思いで、優しくて、漫画の人物ですが、こんな人が現実にいたら間違いなく好きになっているろうなとおもいます。

主人公の国見比呂

野球へのひたむきな姿はもちろん好感触ですが、親友の英雄に遠慮しながらも幼馴染のひかりに恋している姿がかわいらしく応援したい気持ちになります。
ひかりも実は比呂が気になって仕方がなく、二人が結ばれたらいいのにと思いながら読み進めることが出来ます。また、高校野球で上り詰めて行く姿も努力することの大切さや、それが報われることの達成感を読者にも与えてくれます。比呂の性格の良さが、周りの友達との関わり方からも読み取ることができ、誰でも比呂の魅了されると思います。

 

【キャラ名】
木根 竜太郎

【魅力】
ちゃらちゃらしたいわゆるプレイボーイで、女の子からはモテるが、性格は悪く、自意識も強すぎるきらいがあり、同性からはあまり好かれない木根。お調子者で、作品中でもコミカルに扱われることが多いキャラクターですが、実は陰で努力をする努力家タイプで、たまに描かれる彼の一生懸命な姿や悔し涙する姿には、普段のキャラクターとのギャップも相まって、大きな感動をおぼえます。作品中で個人的に感動するシーン1位、2位は、いずれも彼にまつわるシーンです。

 

好きなキャラクターは木根選手です。一番人間味のあるキャラクターで感情移入しやすいし、ムードメーカーであるし、気も使えて、純粋に野球が上手いです。特に甲子園で完投するシーンはとても感動しました。なんだかんだで努力家でそれを自慢しない辺りも好感もてます。主役たちのとてもいい引き立て役で、素晴らしいわき役だと思います。野球に関してはもっと評価されていい選手だと、読みながらずっと思ってました。ただ主役だったらつまらないマンガな気がするからやっぱりわき役が適してる気がします。

 

H2に出てくるキャラクターで私が好きなのは栄京学園高校の広田勝利選手です。
栄京学園高校というのは英雄のいる明和第一高校と同様に野球名門校なのですが、その学校で投打の中心として活躍するのがこの広田君です。
広田君は野球の才能は相当高いのですが、ズル賢くて計算高いところがあり、相手にワザとデッドボールを当てたり、スパイクでの踏みつけなどのプレーを行っていきます。
またスパイ目的で親せきに当たる島と大竹を千川高校に入学させ、野球部に入部させるという徹底した悪人ぶりを見せています。
このようにかなりのあくどいプレーを行う広田君ですが、彼のこのキャラクターのお陰で読者たちが比呂や英雄に肩入れしやすくなったという面では彼がこの作品で与えた影響力を無視することはできないと思います。

タッチ

弟の和哉の死後、何事にもいい加減だった兄の達也が、和哉の夢を叶えるため野球にのめり込んでいくというストーリーが、とても感動的です。壁にぶつかりながらも、和哉に代わって、南の「甲子園へ連れて行って」という夢を叶えるために奮闘する達也の姿が瑞々しく、爽やかな青春漫画になっています。また、幼馴染の南との関係が深まっていく様子が、甘酸っぱく、学生時代の恋愛を思い出させてくれます。特に、最後の試合の場面がおすすめです。ライバル新田の所属する高校チームとの対戦の描写の1コマ1コマが、手に汗を握る展開となっており、思わずのめり込んでしまいます。それと供に、その試合に達也と南との今後の関係性が掛かっており、ドキドキさせてくれます。

 

野球好きな人には絶対にお勧めです。後、達也.和也.南の恋愛模様。私は最初和也と南が両想い何だろうと思っていました。だって2人はとても気が合うし達也とは喧嘩ばかり。どう見たって和也と南はお似合いカップルです。でも和也が死んでしまって南が達也のおかげで立ち直った時、和也が死んだから南は達也に乗り換えたんだろうと意地の悪い事ですが思いました。でも違ってたんですよね。南は最初から達也が好きで和也もそれをわかっていたんですよね。自分の想いが南に届かない悔しさを野球にぶつけることで南に振り向いてもらいたかったんだと思います。達也が和也の跡を継いでピッチャーマウンドに立つシーンはアニメでも見ましたが本当に格好いいです。

 

私が野球が好きという事もあって子供の頃に読んでとても記憶に残っている漫画です。双子の兄弟の上杉達也、上杉和也と幼馴染みの朝倉南の3人を中心とした青春と恋愛を描いた作品です。兄弟で切磋琢磨しながら野球を頑張っている達也と和也の2人は性格も全く違います。一生懸命に努力してスポーツも勉強も成績が良い弟の和也に対して、実力はあるものの楽天的と言うか真面目に取り組まない兄の達也。そんな2人と幼馴染みの朝倉南の3人の淡い三角関係というのもこの漫画の見所と言えます。甲子園を目指して頑張っていくのですが、弟の和也は不慮の事故で亡くなってしまいます。この和也が亡くなってしまったシーンは今でも名シーンとして記憶に残っています。この漫画を見た事がない人にも面白い作品なので是非オススメしたいです。

 

子供の頃にアニメを見て学生の時に漫画を読みました。達也と南が大人になるところまで見ましたがあだち充さんの作品の中でも1番好きです。あだち充さんは独特のタッチの絵と雰囲気のあるどこか懐かしい感じのする作品を書かれていることが多いです。この作品が好きな理由は3人の関係が克也が亡くなることで意志を達也が引き継ぎ、甲子園に南を連れて行くことを約束するというそれぞれのひたむきな思いがまっすぐ見ている側に伝わってくるからです。ふざけているようでも自分の思いを隠し2人を応援する達也、南のことが好きで仕方ない克也、優等生で優しい南それぞれのキャラクターが憎めなくて見ていてほっこりします。あだち充さんの作品の中でも知名度も高い名作の中の一つですがぜひ知らない方がいたら見て欲しいです。

 

最初は見た目はそっくりでも中身が正反対の双子の兄弟と隣に住む幼なじみの女の子との淡い恋愛と三角関係にドキドキし、ストーリー性は十分だった。しかし双子の弟の突然の死によって亡き弟の夢だった甲子園の出場をボクシング部で野球素人のナマケモノでお調子者者の兄が代わりに目指し努力する姿が感動的だった。
テレビ版では岩崎良美さんが歌う主題歌も印象的なイントロと覚えやすいサビのフレーズがよかった。
当時、高校生でチアガールをしていた私は母校の野球部の甲子園の地区予選の際にこの曲でチアダンスをしたので、いまだに思い入れが強く、つい口ずさんでしまうほど。
まさに青春!といった汗と涙と笑いと感動をもたらしてくれる作品だと思う。

 

私が「タッチ」が好きな理由はやはり高校野球が好きだというのが大きな理由です。
作品は上杉達也、和也という双子の兄弟と幼馴染の浅倉南の恋愛模様と高校野球の様子の2本立てという感じで展開していきますが、達也と和也の違いなどを見るのも面白いです。
達也と和也はともに野球の才能が豊富なのですが、和也の死後に達也が野球を始めるために、この二人を直接比較できないというのも面白い点だと思います。
ストーリーの展開上、どうしてもピッチャーである和也や達也が目立ってしまうのですが、高校3年生の時の予選1回戦における世多高校戦は見ていて面白かったです。
明青学園野球部の監督である柏葉英二郎の策略によって、エースの達也ではなく佐々木という1年生の控えが先発してこの試合では明青野球部全体の実力が見られて見ごたえがありました。

 

和也と達也は双子で、南とは幼なじみ。高校生くらいになってお互いが意識し始める。和也が交通事故で亡くなってしまうという衝撃的な出来事が起きてしまう。達也は南の夢を叶える為に、野球部に入部するのだが、南と達也の幼くも切ない恋が見ていてドキドキする。また結末のシーンの「スタートラインの確認だよ」と言って南と毎年和也の墓参りに付き合う事を約束して、後ろから達也が南を抱きしめるシーンが見ていてキュンキュンしました。またラストシーンの二段ベッド、窓辺に落ちた葉、和也の写真とコマが移り、最後に、「第68回全国高校野球部選手権優勝」と書かれたお皿が、出てきて終わりなのですか、このシーンが鳥肌がたつぐらい感動しました。

 

「タッチ」は私が小学生の頃アニメでよく観ていました。野球の物語ですが、恋愛の物語でも有り、毎週ドキドキハラハラして、観ていました。
双子の兄弟の上杉達也と和也と幼馴染の朝倉南の三角関係がもどかしくて、主人公は達也ですが、私は和也の方が好きで、どちらかと言うと和也の方を応援していました。でも、南は達也の事が好きで、主人公は達也なのでそうなのかな、と思いながら観ていました。和也は野球も勉強も何でも出来て、一方、達也の方は本当は才能が有るのに無いふりをしているのは、和也に遠慮していたのかな、と思いました。和也が交通事故で亡くなった時はアニメの名シーンでよく出てきます。私も和也ファンでしたので、「何で?」と思い納得出来ませんでした。

 

昔に読みましたが、面白い作品だと思いました。夢中で読んだことを覚えています。
スポーツ(野球)を中心とした少年漫画なのですが、それまでのスポーツ漫画というと、汗臭さ、泥臭さ、根性!といった男臭い感じだったのですが、この漫画タッチは、スポーツの努力することや、感動する場面はもちろんそのままですが、その中に幼馴染たちの青春、恋愛を含めたところが女の子にも人気のある理由だと思います。野球にくわしくなくてもラブコメとして楽しめます。
かなり長いストーリーではあり話ますが、今でも読み返したくなる漫画。みんなに好かれるストーリーだと私の中では思っています。あだち充といえばタッチです。名作として読まれ続けるといいなと思います。

 

タッチは、野球メインの漫画なのですが、ただのスポーツ漫画ではなく、私は女で野球をやったことがないですし、ルールも知らないのですが、とても楽しめた作品でした。達也は、和也とみなみ、二人をとても大切に思っていたので、みなみへの恋心を不器用ながらに隠す達也の性格に、胸が締め付けられるようでした。そんな不器用な兄達也が、和也の死後、甲子園を目指して野球に打ち込んで成長をする姿に目が離せませんでした。私が小さいころに、漫画がアニメでも放映されていて、親と一緒に楽しく見たのを覚えています。30年以上たった今でもまた読める年代を超えた漫画だと思います。私にもこんな幼馴染がいたらいいのになぁととてもうらやましく読んでいました。

 

あだち充さんの作品で、実写映画にもなった野球漫画です。一見すると男の子向けの野球漫画で女の子が読んでも面白くないように感じます。しかしいったん読み進めるとタッチの世界観に引き込まれていきます。兄の和也は何事にも一生懸命取り組み、甲子園へ連れて行ってとお願いする幼馴染のみなみ声夢を叶えようとしますが、奇しくも交通事故に遭い夢を叶える直前で死亡してしまいます。弟に自分の夢を託していく彼の様子、また兄の和也の夢と幼馴染の夢を叶える事になる自分と葛藤しながらもそれを受け入れる弟達也。そんな達也の葛藤の様子を丁寧に描いている場面が一番魅力となる場面です。また野球の変化だけでなくもともと和也とみなみの恋だったものが達也とみなみの恋に変化していくのに驚きます。

 

双子の男の子と同い年の女の子が隣近所で一緒に仲良く成長していく、しかも美男美女に成長していき、時に別の異性から恋心を寄せられ、遠距離になってもお互いを思い続ける純粋な恋愛に誰もが感動すると思います。しかしながら、双子の片割れが高校生という若さで亡くなってしまうところ、そして亡くなった双子もその女の子のことが好きだったこと。それを知っている残された二人の葛藤にも心が震えます。三人がそれぞれに三人を思いやり、子供の頃にはなかった感情が大人になるにつれて芽生え、それによって思い悩むところにも共感できる漫画です。野球というスポーツもこの漫画の大きなテーマです。スポーツを通じて肉体的にも精神的にも成長していく高校球児。最近はサッカーやラグビーの人気が高まっていますが、この漫画がアニメ放送されていた頃は、野球が人気でした。

 

あだち充さんと言えば野球漫画。その中でも特に有名なのがタッチ。最初に見た時は小学生の頃。かっちゃんの死は衝撃的でした。まさかのほぼほぼ当時達也よりも主人公級であった克也をあんなに早い段階で死に追いやるとはおもいませんでした。その克也の甲子園に行きたいという思いを継いで達也が頑張って甲子園目指すという今の野球漫画の王道の野球漫画の走りになっているのではないかと思うくらい良く出来ていて面白い漫画でした。また野球だけではなく、恋愛模様も描いていて最初は三角関係を描いていてどうなるのかと思って見ていましたが、克也がいなくなったことで達也と南の恋愛が急に動き出し当時の僕は高校生になったらこういう感じの恋愛をするのかなとかそういう妄想もしていて僕が野球を好きになったきっかけの一つの漫画でもあるので大好きです。

 

あだち充さんの一番好きな作品は「タッチ」です。同じ群馬県出身で、タッチの中に出てくる風景など何となく見たことあるなと思う風景が多くあるというのも好きな理由の一つです。タッチは、双子の兄弟と幼なじみの女の子というあるあるの設定が逆に面白く、出来の良い弟が事故で亡くなってしまうという設定は、当時は衝撃的でした。南が橋の高架下で泣くシーンは、見ていてジーンと来てしまいました。兄の達也が、弟の死をきっかけに徐々に代わり始める描写が、さすがあだち充だなと思いました。マンガの他にも映画など公開されましたが、やっぱり最初の作品が一番面白いなと思います。ライバル達も個性的で、一緒に競いあっていく設定は、さすが野球マンガが得意なあだち充さんだなと、感心して見ていました。

 

主人公上杉達也の成長の過程は読んでいて自然と描かれていて違和感なく楽しめました。
また恋愛対象の浅倉南との距離感も本当に丁寧に描かれていて、恋愛ものとしても楽しめると思います。
そして一番の見どころは野球漫画としてすごく面白かったです。
特に3年夏甲子園出場を決める決勝戦での、ライバルである新田明男率いる須見工戦は、何度読み返しても緊迫感が伝わる熱いシーンの連続です。
あだち漫画の特徴としては、心理描写が本当に上手く、抜群のセンスで描かれていて、この決勝戦も選手一人ひとりの心理が読み手にリアルさを伴って伝わってきました。
また純粋に野球の技術面や作戦面、そして試合展開も相当練り込まれた作品です。
そういう意味では野球漫画としてもトップクラスの作品だと思います。

 

私が小学生のころにテレビでアニメが放送されましたアニメを見ていたら、どうしても早く続きが知りたくなって単行本を買いに行ったのを覚えています。タッチのグッズ文房具も揃えた位はまりました。女の子なのですが野球も大好きだったし、幼なじみの恋愛、大切な人の死など子供心に色んな感情がありました。自分では叶えられない甲子園とかすごく日常的なアニメで凄くはまりました。野球好きな方もどかしい恋愛が好きな方にはオススメですね。絵の感じは今どきのアニメみたいに綺麗ではないですがごちゃごちゃしてないので読みやすいです。ストーリーも現実的なので、今でも内容がきちんと頭の中に残ってますし、夢や希望の持てるアニメではあります。

 

正反対の性格の兄弟の運命を描いていく。この漫画を「何気なく」読み始めた人は、その「何気なく的性格」の主人公上杉達也に知らず知らず自分を投影してしまう。
やがて、双子の弟、上杉和也の「死」によって、徐々に野球との距離を詰めていく。ただし、あくまで、何気ない性格のまま、大きく成長していく主人公と、ライバルたちの知等が素晴らしい距離感で描かれていく。情熱的、青春ドラマ的ではあるが、あくまで、ほんわかした感じが青年にはちょっぴり難しく、大人にはしっくりはまる漫画の攻勢になっている。また、熱血マン的ライバルキャラを上手に描いている。ただし、そのいつも紙一重で上を行く、仙人的主人公達也の描き方は仙人レベル。

 

みゆき、ラフ、虹色とうがらし、ショートプログラム、じんべえなど好きな作品は他にもありますが、一番読みごたえがあるのは、タッチだなと思います。

初めて読んだのが中学生のころ。
現在30代後半になりますが、何度も読み返しては、新たに気づくことも。
おすすめしたいのは、達也と南の関係。
達也も和也も南の事が好き、でも南は達也が好き。
和也は、南の気持ちに気づいていて、まずは甲子園に連れていくことで勝負すると、
達也に宣言。その第一歩となる試合の当日、交通事故で亡くなってしまう和也。
和也が生きていて、一緒に時間を過ごすことで、
前に進めたかもしれない二人の関係があの事故の日以来、止まってしまう。
和也を想い、南への気持ちを抑え、あきらめようとする達也、
その達也の気持ちを知り、待っている南。
和也を甲子園に連れていくことを目標にしていた達也は、
甲子園出場が決まったことで、目標を失ってしまったかのように。
そんなとき、偶然出会ったアイドルの住友里子に誘われ、自分の南への気持ちを確かめようとする達也。
南の事をあきらめられるのかどうか…達也の出した結論。
「上杉達也は、浅倉南を愛しています。世界中のだれよりも。」
たまりません。この二人の関係にスポットをあてると、極上の恋愛漫画ではないかと。

王道中の王道ですが、やはりタッチを読まずして、あだち充を語ることはできません。

絵柄がちょっと古く感じるかもしれませんが、作品内容は今で十分に魅力的です。

小学生の頃、テレビアニメの「タッチ」を観ながら、

高校生になったら、自分にもこんな物語が待っているのかなと、野球部への入部を決めたことは、今となっては良い思い出です。

魅力的なキャラ

1番好きなキャラは達也です。幼い頃から何においても完璧な双子の弟和哉と比べられ、強いコンプレックスを感じるようになります。そのため、何事にもいい加減に生きていた達也が、和哉の死をきっかけに、一生懸命頑張るようになる姿勢が胸を打ち、応援したくなります。南に対しても、本当は南のことを一途に大切に思っているのですが、弟の存在もあり、それを南に表現することができません。そんな達也の不器用さに好感を持てます。

 

私は達也が大好きです。もちろん和也の方が穏やかだし言葉遣いも優しいです。でも、いざというときに本当に南を助けたのは達也です。和也の果たせなかった甲子園の夢を果たしピッチャーマウンドに立って南に告白する。記憶が間違っていたら申し訳ないですが本当に達也は格好いいなと思いました。もちろん本当に野球が好きだったのだろうとは思います。言葉は乱暴でぶっきらぼうでいい加減なところもあるけれどまっすぐな人間性な達也が大好きです。

 

私がタッチで好きなのは上杉達也です。どうしてこのキャラクターが好きかと言うと自分の性格に似ている所があり共感が持てるからです。一生懸命にスポーツに打ち込む事が出来ていれば良い成績が残せていたのかもしれないのに、その性格から努力をしきれていない達也の姿に自分を重ねてしまいます。弟の和也が事故で亡くなってしまってから、和也の分まで頑張っていく達也の姿はそれまでの彼のイメージと違いとてもカッコ良く見えました。

 

好きなキャラ名は上杉達也です。達也の魅力は親しみやすい性格と優しいところだと思います。達也の周りには克也のように女の子は寄ってこないけど何故か男の子は寄ってきます。いい加減のように見えて周りをよく見ているので男子の中でも一目置かれていたのではないかと思います。
自分が好きな子を弟も好きという残酷な中で自分の気持ちをひたすら隠している達也はとても我慢強く根性のあるところもあります。なかなか好きな子を目の前にしてずっと気持ちを言わないのはできることではないと思います。また、弟の意思を引き継ぎ甲子園まで行ってしまう達也は本当にすごい人だったのではないかと思います。

 

もちろん上杉達也!真面目でストイックな弟和也は、正直高校生らしからぬ言動にわざとらしささえ感じたが、それに比べ兄の達也はテキトーに自分の好きなように生きていて人間らしいところが好き。
でも、そんないい加減な達也も弟の死によって改心し、努力して野球をする生きざまは、それはそれで好感が持て、もともと達也ファンだったが、ますます応援したくなった。
余談だが、飼い犬のパンチは物語上まったく重要ではないが、癒される。

 

好きなキャラクターは上杉達也。ゆるくほんわかしているが、どこかに一線を引いている人物で、才能があるが、それを凌駕する「こころの余裕」が魅力的。特に、幼馴染「みなみ」と、不慮の交通事故で死んでしまう弟「和也」のことに対しては、その他の事よりも、どこか真剣みを内に秘めているところが、読者の心を鷲掴みにしてくれる。また、ライバル選手だけでなく、相手校の監督との読み合い、天狗合いは絶妙で、作者「あだち充」さん独特の達也節が見られる。

 

好きなキャラクターはやはり上杉達也だと思います!最初の頃は常にまっすぐに努力する弟の和也を横目に、いつもものぐさでやる気もなく、テキトウでダメダメだった達也が亡くなった弟の遺志を継いで体も心も強くなっていくのがすごく好きです。やっぱり頑張る人は素敵です!そして成長して、最後には男らしく、すっかりダメダメさもなくなった達也が幼馴染でずっと好きだった浅倉南に告白するシーンで一段とカッコ良くみえました。

 

初めは夢を一生懸命追っていく兄の和也を応援してしまいますが、次第に弟達也の頑張る姿にも魅力を感じていきます。弟達也は兄とは違い、今まで何をやってもダメで、兄や幼馴染のみなみに頼りっぱなしの性格が兄の死という事態に直面して初めてこのままではいけないと奮起していく姿がなんとも愛おしく、最後はやっぱり達也を応援してしまします。そんなダメ弟を兄を超える野球選手に仕立て上げようとする友人たちの姿も離せません。

 

上杉達也。
双子の兄で、弟が亡き後ヒロインの浅倉南を甲子園に連れていくという弟の思いを引き継いで野球を始めた主人公です。弟の南に対する思いを知り、いつも一歩引いたところで二人を見守っていた優しい兄です。しかも高校生になってから野球を本格的に始め、血のにじむ練習で甲子園出場、優勝を果たすという努力の人。ライバルの妹や、できの悪い後輩、チームメートにも優しく、常に南を愛している素晴らしい男性だと思います。

 

好きなキャラ:上杉達也
キャラの魅力:普段はだらけてておちゃらけでめんくさがりの達也ですが、ふと見せる真剣さや弟想いの兄であり南のちょっとした異変にも気付けるような観察力、人前で絶対見せるような事しない努力などが描かれていてすごい魅力的な主人公です。達也の1番の好きなところはやっぱり優しさです。自分も小さい頃から南と一緒にいて好きなはずなのに、克也が好きなのを分かっているがあまり身を引いてしまうところ、一見根性無しのように見えますが、それが僕にも少し当てはまってる部分でもあるので共感を覚えました。

 

西村勇
上杉達也のライバルである西村は勢南高校のエースです。
決め球がカーブというところがまた渋くて好きでした。
登場当初はキャラ的には浅倉南に付きまとう、今でいうストーカーぽい感じでしたけど、決して嫌いになれないキャラでした。
しかし徐々にかっこいい面などが描かれてきて、最後は決め球のカーブを投げすぎて肘を壊して上杉と対決もせずに負けていくシーンはせつなくて胸にこみ上げるものがあります。
負けた後の上杉と西村の会話は本当にしびれました。

 

上杉達也 誰よりも自分以外の人の事を考えている。
見ているこちらが、苦しくなるほどに。でも、それを表に出さない。
その秘めた強さと優しさが、とても魅力的だなと思います。
柏葉英二郎 一見、悪そうだけれど、犬になつかれる。
この時点で、悪い人ではないというのが分かってしまいますが。
自分も抱えていた兄弟の葛藤に、上杉兄弟を重ね、達也に言葉をかける。
達也が和也についての気持ちの整理をつけるために、
欠かせないキャラだったのではないかなと思います。

 

上杉達也、和也、南ちゃんが主役のアニメです。
ストーリーの途中で双子の弟、和也さんが事故で亡くなります。それから弟の夢と幼なじみの南ちゃんを甲子園に連れて行く達也のかっこよさを是非見て頂きたい。南ちゃんの何でも出来て誰からも慕われる素敵な所も魅力です。あと3人が可愛いがっていた犬のパンチもオススメですね。あと3人に関わる、こたろう、新田くんなどなど心優しい同級生達が出てきて達也と南が助けられ刺激を受け成長して行く姿がいいです。

 

私が「タッチ」で好きなキャラクターは原田正平君です。
原田君は野球部員ではなく、明青学園ボクシング部に所属するキャラクターです。
原田君自身はその大きな体を生かしてボクシングで活躍をするのですが、中学時代から達也とは親友であります。
達也のことはよくわかっていて和也に遠慮する達也に舞台に上がれとアドバイスをしたり、柏葉監督の情報を教えたりと彼がこの作品で果たしている役割は実に大きいです。
自分自身も浅倉南に好意を寄せていながらも、達也にアドバイスを送る彼の姿は見た目とは裏腹にかなりかっこいいと思います。

 

上杉和也スポーツにも、勉強にも真面目。このタイプの男の子が同級生にいたら好きになってしまう。上杉達也。何事にもいい加減だけど、優しい。頑張り屋。朝倉南。美人で可愛い。しっかりしている女性。個人的には職場の上司にいたら嬉しいタイプ。ズルイ、あざとい、他力本願などネガティブな意見もあるが、彼女の個性でいいと思う。原田正平がキャラ好き。非常にかっこ良くて名セリフもあり、タッチにはかかせないキャラクター

 

好きなキャラは上杉和也です。達也が主人公なので達也の方が人気は有りましたが、私は和也ファンでした。野球部のエースで、勉強も出来て何でも出来る所が大好きでした。
南の気持ちに気付いた和也が南に告白して、「甲子園に連れて行ってあげる。」と宣言します。しかし、決勝戦に向かう途中で交通事故死してしまいます。このシーンは何度見ても泣けます。「せっかく決勝戦まで進んだのに、何で死んでしまうの?」と叫びたくなってしまいます。

 

松平孝太郎が一番好きです。和也の死後、達也とバッテリーを組むことに抵抗を感じ反対をしていたところなど、野球と和也に対して、真面目で一筋なところが魅力的でした。だんだん達也が真面目に野球に取り組んでいると分かった後、少しずつお互いに心を開いて、信頼して、最高のバッテリーを組んでいるところをみると、和也よりお似合いじゃないかと思えるほどです。他のメインキャラクターにとっても大事な相談相手であり、太っているキャラや優しいところなど、タッチには欠かせない重要人物だと思います。

 

浅倉南です。はじめは二人の間でどっちつかずの態度をとっていて、魔性の女だなと思いましたが、次第に弟の和也の自分への気持ちにこたえることができず、自分の気持ちに素直になれない難しい立場にいることが分かり、見ていて切なくなりました。和也が亡くなってからは、自分の達也への気持ちを隠しているかのような態度が、見ていて可愛そうになりました。運動神経も頭も良く、何でもできる優等生キャラの元祖だと思います。素直な浅倉南さんの気持ちが聞きたくなりました。

まとめ

やはり「タッチ」がダントツで1位でしたね。

これだけ多くの人が勧めるには、それなりの理由があります。

それは作品を読んでみれば一発で理解できるはずです。

 

また、私個人としては

「陽あたり良好」を推したい。

文庫版では全3巻で完結するという手軽さ。

そして、野球と恋愛要素が良いバランスで散りばめられており、それぞれの良さをコンパクトに楽しむことができます。

また、読み終えたときに「爽やか」な気持ちが残る素敵な作品です。