ドラえもん

【人間ブックカバー】ドラえもんのひみつ道具紹介!『人間が本に!?これが新しい”読み聞かせ”だ!』

道具名:『人間ブックカバー』

(てんとう虫コミックス「ドラえもん」27巻より)

 

道具の説明:

このブックカバーに”本のタイトル”を記入し、「その本を読んだことのある人間」の頭に被せると、その人が本の内容(ストーリー)をしゃべってくれる。

これで文字を読むのが苦手な人も”読書好き”になる!?

『人間ブックカバー』を使ってみると…

とある日、のび太くんのクラスでは「読書感想文」の宿題が出されました。

ところが、普段マンガしか読まないのび太くん。

 

活字の本を手に持っただけで気が重くなる。

ページをめくると頭痛の症状が。

2、3行読むと目が回る。

1ページを読み切る前に寝てしまう!

 

到底、本の感想を書くなんて彼には出来っこありません(笑)

その姿に見かねたドラちゃんが『人間ブックカバー』というひみつ道具を出してくれました。

 

そこで、”人間図書館”とも呼ばれる出木杉くんの家へGO!

「本になるなんて嫌だ」と渋る出木杉くんに何とかお願いし、ブックカバーを被ってもらう約束を結びました。

それと同時に、のび太は彼に「十五少年漂流記」という本を貸してもらいました。

 

場所を野比家に移し、早速、出木杉くんは『人間ブックカバー』を装着。

「十五少年漂流記」のストーリーの読み聞かせスタート!

 

彼のお話の仕方が上手いこともあってか、この本のストーリーにドンドン引き込まれるのび太&ドラちゃん。

 

しかしいくら何でもできる出木杉くんとはいえ、彼の体力にも限界が近づき、ドラちゃんのドクターストップが!

結局、読み聞かせは「十五少年漂流記」の途中で終了してしまいました。

 

それでものび太くんは続きが気になり、出木杉くんからその本自体を借りて、黙々と読書に熱中するのでした。

珍しいっ!これまでののび太くんでは考えられませんね!(驚)

 

 

『人間ブックカバー』の感想!

“読み聞かせ”も「本の世界」に触れる1つの手段かと思います。

でもやはり、「読書」というものは本来、“自分で文字を読みながら、頭の中で「本の世界」を想像する・感じ取る”ことが大切なのではないでしょうか!?

「読書離れ」が現代の子どもたちの「学力低下」にも繋がっていると言われていますよね!?

 

しかしながら、今回ののび太くんのように『人間ブックカバー』がキッカケとなり、読書が苦手な人が「本を読むことが好きになる」というのなら、とても偉大なひみつ道具なのかもしれませんね!

 

本編が気になる方は、てんとう虫コミックス「ドラえもん」27巻を要checkです!