道具名:『未来のルームマラソン』
(てんとう虫コミックス「ドラえもん」18巻より)
道具の説明:
この”ルームマラソン(ルームランナー)”に乗ってその場で走ると、実際に走った分だけ景色が変わっていくのを自分だけ感じることができる。
ドアや壁や川の中までもすり抜けてどこまでも走っていくことが可能!
610.「未来のルームマラソン」
乗って走ると、実際に走った距離の風景を周りに感じることができる。(藤子・F・不二雄大全集 ドラえもん7) pic.twitter.com/bRdTy6lcg4
— ドラえもん ひみつ道具完全大図鑑 (@mirai_depart) July 16, 2017
『未来のルームマラソン』を使ってみると…
ある日、のび太パパが買ってきたのは「ルームマラソン(ルームランナー)マシン」でした。
新しもの好きの野比家のみんなは奪い合うようにマシンを使いたがります(笑)
しかしそんな時間もつかの間で、数日後にはみんなルームマラソンに飽きてしまいました(笑笑)
のび太曰く、「同じところで足踏みするだけだから張り合いがない」とのこと(汗)
あきれたドラえもんがおもむろに四次元ポケットから取り出したのは、『未来のルームマラソン』でした。
このルームマラソンマシンは、その場で走るだけで周りの風景がどんどん変わっていくように感じる(現在の実際の景色が見える)ことができるので、のび太は楽しみながらランニングを始めました。
1km足踏みすれば、1km先の本当の風景が見れます!
壁もドアもすり抜けることができます!
外を歩いている人にも会うことができます(相手にはのび太の姿は見えない)!
車にもはねられません!
川だって溺れず走り抜けられます!
10倍速モードや100倍速モードもあるようで、ビュンビュン!ジェット機のように長い距離を速く進むことができました。
ついにのび太はゴールの九州までたどり着くことができました!
「走る喜び」と「達成感」
を噛みしめるのび太。
しかしその翌日、学校の体育の授業にて、のび太は必死に走ろうとしますが全然前に進みません。
どうやら、昨日の『未来のルームマラソン』を使った“その場での足踏み”のくせが抜けず、上手く走れなくなった模様(笑)
結局、運動音痴なのびちゃんでした(笑笑)
『未来のルームマラソン』の感想!
どこかの通販番組に出てきそうな今回のひみつ道具ですね!
しかし現代のものと比べ、『未来のルームマラソン』は周りの景色が変わるので、飽きずにダイエットできそうです!
ただ、仮想のランニングとはいえ、どこでもすり抜けて侵入できてしまうので”プライバシーの観点”では使用上要注意です(笑)
本話が気になる方は、てんとう虫コミックス「ドラえもん」18巻、ぜひ読んでみてくださいね!