炎炎ノ消防隊253話のネタバレ感想です。
天照に設置された鍵穴にキーが差し込まれたことで、天照の上空に巨大な目玉が出現。
一方、火縄の銃撃のエネルギーを肉体が崩壊するほど吸収したカロンは、溜めたエネルギーを放出。
そのエネルギーをマキが掌握してドラゴンに放ち吹っ飛ばします。
これでドラゴンを倒すことができたと火縄たちは思いますが、アーサーは彼に傷をつけることができていないと思いました。
そして、アーサーは真の騎士になるためにやり残したことがあることに気付きました。
巨大な目玉が出現したことで桜備は世界のことを心配します。
この時、東京を除く世界中は燃えていました。
253話では、大災害が始まったことで変わってしまった世界に対して、人々がどう思うのかが主に描かれています。
253話ネタバレ
変わり果てた世界
皇国各地では被害者の把握が不可能なほどの大規模火災が発生。
一方、海を見ていたパーンと火鱗は上空の目玉や水平線が燃えていることに困惑していました。
また、目玉を見て市民は聖典の序章の内容を踏まえて世界の終わりが来たと思い恐怖しました。
コニャンゴに市民をどうするか指示を求められたので、フォイエンは安全な場所に連れていくよう指示。
しかし、安全な場所はこの星のどこにもないと思ったカリムがそのことを指摘。
話した直後、カリムの目の前では3つの竜巻が発生。
そして、これがレッカが望んだ世界ということを知って彼は落胆しました。
一体化する現実とイメージ
天照の外では第8消防隊とアローが焔ビトを全て倒すことに成功。
その直後、カロンにやられたオグンが大災害を止めることができたのか聞かれたので、マキができなかったことを伝えました。
ユウを探して天照から出てきたヴァルカンは、リヒトにユウが出てこなかったか聞きました。
しかし、正面からは誰も出て来なかったのでリヒトはそのことを報告。
同じく天照から出てきたリサは外の状態に驚きアローに話しかけました。
リヒトによると、世界はイメージと現実が一つになった状態で半分が火の海だそうです。
終焉へ・・・。
誰かに語りかけるハウメア。
彼女は柱に入った人たちを象徴する感情が自分が今まで聞いていた人類の集合的無意識であることを説明。
その後も、涙を流しながら語り続けた彼女は、物語の終わりに向かって進もうと最後に語りかけました。
ドッペルゲンガー、出現!
第4消防隊の隊員が市民の避難誘導をしていました。
その最中に一人の隊員がこの状況に絶望しました。
一緒にいた隊員が励まそうとしますが、隊員はネガティブな考えを継続。
そんな彼の前に、彼そっくりな焔ビトが出現。
その焔ビトは同じ姿の人間である彼を抱きしめて灰にしてしまいました。
何が起きたのかパーンは一緒にいた隊員に確認したところ、灰になってしまった隊員とそっくりな焔ビトが出現したことを報告。
見ていた隊員の話を踏まえ、出現した焔ビトが“ドッペルゲンガー”であることにパーンは気づくのでした。
253話感想
火鱗やパーンのように大災害が始まったことで状況の整理ができない人もいれば市民のように世界の終わりと思い絶望する人がいる。
この状況に対してそれぞれ気持ちの変化がありますが、どれもネガティブなもののようです。
しかも、火鉢の時ぶりのドッペルゲンガー出現。
今回は同じ姿の人間を殺害してしまいました。
ちなみに、出現前に隊員はネガティブな思考になっていたので、ドッペルゲンガーはそういう人の前に現れるのかもしれないと思います。
続いて、天照からヴァルカンやリサが出てきたのにユウが出て来なかったっことについてですが、天照の上空に出現したあの目玉がユウ(自我はジョヴァンニ)だと思います。
きっと、ジョヴァンニは世界の終わりをこの目でちゃんと見たいと思ったに違いないと思います。
なので、キーを挿す際に目玉にをイメージしたことであの姿になることができたと思いました。