金色のガッシュ!!

【金色のガッシュ!!】主人公ガッシュの呪文まとめ

ならねばならぬ、やさしい王様に!!! ーーパムーン戦 立ち上がるガッシュに対するパムーンの問いかけへの答え

 

少年サンデーにて連載されていた雷句 誠先生の漫画、『金色のガッシュ』に登場するキャラの呪文を紹介しています。

 

今回は主人公のガッシュです。

ガッシュについて

魔界にいた頃はよく周りにいじめられており、人間界でもいろいろな魔物に蔑まれていました。

 

呪文は全て雷・電気に関連しています。

始めは『第一の呪文』しか使えませんでしたが、戦いの中でガッシュが成長することにより新たな呪文が解放されていきました。

ガッシュの呪文紹介

 

ザケル

人間界に表れた時、既に解放されていた呪文です。

口から高電圧の電撃を放ち、対象を感電・焦熱させます。

発動時は本人が気を失うため、術の発動前にターゲットを合わせるか、清麿が持ち上げて方向を合わせる必要があります。

 

ファウード編での強化後は”ギガノ”クラスの威力を発揮することができるようになりました。

ただし基本的には威力が低いため、牽制やジャブに使われており、挙句の果てにはフォルゴレやナゾナゾ博士へのツッコミに使われました。

ラシルド

地面から壁を出現させ相手の呪文を防ぎます。また、相手の呪文の威力次第ではそれを跳ね返すことができ、跳ね返った攻撃には電撃も付加されます。

強化後は”ギガノ”級の呪文も跳ね返すことができるようになりました。

ジケルド

低速で進む光球を射出します。

光球は対象を強力な電磁石にかえる効果を持ち、対象に周囲の金属を集めたり、鉄塔などに貼り付けて束縛することができます。

バオウ・ザケルガ

ガッシュ最大の呪文です。

もともとはその強大な力の制御に困った父親により、ガッシュの中に封印されていた呪文でした。そのため、純粋にガッシュ自身の力ではないという見方もあるようです。

発動後は雷をまとった巨大な竜が出現し、対象を破壊します。

非常に強力な呪文ですが、発動には条件があり、一定数の呪文を打つ必要があります。基本的には弱攻撃で攻めた後のフィニッシュブローとして使われていました。

その正体は魔界でもトップクラスの脅威の一つであり、ファウード編では通常の100倍以上の大きさになり(真の力)、ファウードを撃退しました。

ガッシュと清麿は、その強力な力に飲み込まれかけたこともありますが、それを乗り越えて制御できるようになってからは、『シン』クラスの呪文にも対抗できるほどの呪文になりました。

ザケルガ

ザケルの強化版の呪文です。

前方に拡散するザケルは広い範囲を攻撃できるという利点がある反面、威力が弱いという弱点がありました。

対してザケルガはビームのように一直線に進み、対象をピンポイントで攻撃します。また、軽度のシールドであれば、威力が弱まりつつも貫通することができます。

ラウザルク

ナゾナゾ博士・キッドペアとの戦闘中に解放された呪文です。

ガッシュ自身に雷が落ち、身体能力が強化されます。

始めはどういった効果がある呪文なのかわからず、そのまま効果時間が切れたりもしましたが、戦闘の中でその効果が判明していきました。

また、使用中にガッシュが気絶しないという、他の術にはない大きな特徴があります。

「私の意志で清麿を守ることができる。私にとってこれほど嬉しい力はない」

涙を流しながら語っていたガッシュが印象的な呪文でした。

ザグルゼム

デモルト戦で発現した、ジケルドに似た光球を放つ呪文です。

術自体に攻撃力は無く、スピードも遅いですが被弾後に放ったザケル系の攻撃を増幅する効果を持ちます。増加後は禁呪によって強化されたデモルトの装甲を破壊するほどでした。

ザグルゼムは効果を重複させることができ、また被弾した対象はガッシュの呪文を引き寄せる性質を得るようになります。これらの効果により、ガッシュと清麿の戦術は格段に広がりました。

この術はバオウ・ザケルガと相性が良く、デモルトやコーラルQ戦では多重にバフをかけたバオウ・ザケルガにより、ピンチを脱しています。

ガンレイズ・ザケル

ファウード編でのガッシュ強化後に発現した呪文の一つです。

環状に並べた8つの太鼓を出現させ、そこから多数の雷弾を放ちます。

使用中はガッシュが気絶するため、照準は清麿が合わせます。

これまでガッシュはガンズ系(連射系)の術に対応できる呪文を持っていませんでしたが、この術により相手の呪文を相殺することができるようになりました。

テオザケル

ファウード編でのガッシュ強化後に発現した呪文の一つです。

ゼオンも使っているザケルの上位互換呪文ですね。

ザケルガはザケルの電撃を一線に集中していますが、威力としては初級クラスでした。しかしテオザケルは電撃の威力・密度・範囲のすべてが強化されており強力です。

 

バオウ・クロウ・ディスグルグ

 

ファウード編でのガッシュ強化後に発現した呪文の一つです。

バオウ・ザケルガの”右腕のみ”を出現させ操ります。

ラウザルク同様、使用中にガッシュが気絶することはなく、ガッシュの腕の動きにリンクしてバオウの腕を操ることができます。本編ではジェデュンの最大技を、技の出現する源の箇所でせき止めたり、ゼオンの多角的な攻撃を柔軟に防御したりしていました。

マーズ・ジケルドン

ファウード編でのガッシュ強化後に発現した呪文の一つです。

直径4メートル程度の低速の球体を放ちます。

球体は引力と斥力を持ち、清麿の意志でそれを切り替えることができます。斥力を用いた場合、相手の呪文の軌道を逸らすことができ、入射角次第ではディオガ級の呪文もいなすことができました。

引力は主に敵を球体の内部に閉じ込めるために使われます。内部では対象の体は拘束され、無理に動こうとした場合、電流が流れます(完全に拷問ですね)。

エクセレス・ザケルガ

クリア編でガッシュが修行の果てに会得した呪文の一つです。

中空から図太いビーム上の電撃を出現させます。パムーンのエクセレス・ファルガ同様に断面は「X」の形をしています。

攻撃範囲は狭いですが威力は非常に高く、ラスボスであるクリアに高いダメージを与えることができました。

 

ジオウ・レンズ・ザケルガ

 

クリア編でガッシュが修行の果てに会得した呪文の一つです。

細身の雷龍を出現させ、龍により対象を貫きます。龍の速度が非常に高く、威力も『シン』クラスに匹敵するレベルでした。

また、周囲の対象をまとめて攻撃したり、自身の密度をさらに高めるなど、高度は戦闘をすることができます。

バオウ・ザケルガは本来、魔界の王であるガッシュの父親の術であり、正式なガッシュの力ではありません。そのため、明言はされていませんがこの術こそが、本来ガッシュに眠っていた最大の力であると言われています。

 

シン・ベルワン・バオウ・ザケルガ

 

クリア編の最後に発現した呪文です。

絶望的な状況にくじけず戦い続けるガッシュに、他の魔物の子供たちが共鳴し、ガッシュの本は金色に輝きました。

この本からは、他の魔物のものを含むすべての呪文を唱えることができます。これらの力をもとにガッシュは最終形態のクリアを追い詰め、最後にこの呪文でとどめを刺しました。

名前からもわかるように、『シン』クラスに強化されたバオウ・ザケルガです。その大きさは惑星レベルであり、発達した両腕や胸にもバオウの顔が現れました。

『ベルワン』という表記ですが、バオウは魔界の王族である”ベル家”が一族として持っている力であることを表していると思われます。