金色のガッシュ!!

【金色のガッシュ!!】ストーリー解説① ~王を決める戦い~

金色のガッシュ!!のストーリー及び設定を解説します。

第1回は物語の根幹となる“魔界の王を決める戦い”について解説します。

戦いのルール

ルール① 1000年に一度人間界にて行われる

魔界では1000年に一度、自分たちの王を決めるための戦いを行います。

いつから行われていたのか、だれが始めたのかは謎とされていますが、1000年前の戦いの様子などは作中で描かれています。

 

参加する魔物の数は100体で、種族や年齢もバラバラです。

個人的な考察ですが、

『力量や性格をふまえて、王の素質があるもの』・『各種族の代表』

が選ばれていると考えられます。

ルール② 魔物は人間とパートナーを組む

魔物たちには人間界で1人だけパートナーが割り当てられます。

各魔物たちの本はパートナーだけが読むことができるため、人間界に表れた魔物たちはまず各々のパートナーを探します。

基本的にそれぞれには、引き寄せ合う不思議な力が働くそうですが、中にはウマゴンのように出会うまでに時間がかかるペアもいるようです。

 

このシステムも理由は明言されていませんが、“人間との協力”も王に必要な素養だからだと考えられます。

選ばれる人間の基準はわかりませんが、老人・若者・悪人・善人とわず選定されており、クリアの場合は赤子がパートナーになっていました。

ルール③ 各々に割り当てられた本により呪文を放つことができる

前述したように、パートナーに選ばれた人間はその魔物の本を読むことができます。

本は解読不能能な言語で描かれていますが、その中の“文字が光っている”部分だけ読むことができ、それにより魔物は術を行使することができます。

 

当初清麿は本が魔物に特殊な力を与えていると考察し、新呪文解放の条件はわかっていませんでした。

しかし、ナゾナゾ博士・キッドぺアとの戦闘にて、本は魔物に本来眠っている力を呼び起こすためのキーデバイスであることを突き止めます。

 

つまり、戦闘や人間との交流をする中で魔物が”成長”したときに新呪文は発現するのです。

ルール④ 本が燃えると強制的に魔界へ帰される

上記の内容からわかるように、魔物同士の戦闘は基本的に呪文の応酬で行われ、互いに相手の体力を削り合います。

しかし、相手の体力をゼロにしても勝利とはなりません。

 

魔物たちの本は彼らを人間界へつなぎ留めておく役割も担っており、本が燃えると強制的に魔界へ転送され同時に敗北となります。

そのため、魔物同士の戦闘はどちらかの本を燃やすことが最終目的となるのです。

 

ちなみに本は、呪文の効果はもちろんのことマッチなどの人間界の道具でも燃やすことができます。

そして、一度火がついてしまうとどの様な手段でも火を消すことはできません。

 

よって彼らの戦闘は基本的に相手への攻撃と、本の保護を中心に行われます。