炎炎ノ消防隊249話ネタバレ感想です。
ジョヴァンニは蟲のような身体を見せるもののすぐに元の状態に戻ってしまいました。
一方、ジョヴァンニはその間にユウに蟲を仕込んでいました。
蟲を仕込まれたユウは天照の外にも聞こえるほどの悲鳴をあげたので、外にいた桜備は中に誰かを応援に向かわせるために防衛線を下げる決断を下しました。
その判断に対して火縄が入り口に向かうものカロンが妨害。
それに対して、火縄は灰島の支援で造ったバレルを装備して“弾速暴走”を何発も放ちますが、カロンが動くことはありませんでした。
一方、内部では炎ビト化し始めていたユウを救うためにヴァルカンはリヒトに助けを求めていました。
249話では、ジョヴァンニとユウに起きたことが物語を大きく動かす鍵になろうとしました。
249話ネタバレ
統制方法の候補
蟲の影響で焔ビト化しようとしているユウを見てヴァルカンは怯えたような表情をしていました。
そんな中、ジョヴァンニの笑い声が響き渡ります。
リヒトがヴァルカンに蟲の統制方法を伝えようとしました。
この時、リヒトが見つけた統制方法の候補は2つありました。
1つ目は、ヴァルカンが行った“磁場”を見出すことによる方向感覚の制御。
もう1つは、ミツバチ独特の“ダンス”でした。
ちなみに、ミツバチの“ダンス”とは、仲間に餌や敵の位置や距離を知らせるために8の字にダンスをするように飛んで指示を出すものです。
その中でリヒトは蟲にミツバチの遺伝子を組み込んだでダンスで他の蟲を統制している可能性が高いと考えたので、ヴァルカンにダンスする個体の停止を指示しました。
統制している蟲の正体
その指示を受けたヴァルカンは悪魔のような仮面をつけました。
仮面をつけた彼は、ジョヴァンニがどうやって蟲を統制を取っているのかを考え始めました。
まず考えたのは、磁場を受けないように品種改良した蟲が統制しているということ。
しかし、ジョヴァンニのようにすごく慎重な性格の人物がそれをするのは考えられないと判断。
ジョヴァンニはエンジニアなのでメカを造るに違いないと判断したヴァルカンは、指揮を執っているメカを探し始めました。
大量の蟲の中から仮面を使ってメカを探した結果、メカを7匹見つけることができました。
そして、見つけた7匹を星印でスポットしました。
撃退
蟲をスポットしたヴァルカンは仮面をリサに渡して彼女はその仮面をつけました。
そして7匹のメカの蟲を、リサは自身の能力で出した触手で破壊。
さらに、リサはジョヴァンニに攻撃を仕掛けて体を構成していた蟲は炎上してしまったので本体だけが残りました。
苦しむジョヴァンニが助けを求めますが、ヴァルカンは彼を容赦なく踏み潰しました。
待っていた絶望
ジョヴァンニを踏み潰してからユウの名前をヴァルカンは叫びますが、彼の姿はどこにもなかったのでリサと一緒に開いている扉の奥に目をやりました。
直後にジョヴァンニの笑い方と同じ笑い声が中から聞こえてきました。
ユウを心配して中に入ったヴァルカンは目の前の光景に対して震えてしまいました。
なぜなら、ユウが鍵穴がある装置の前にいたからです。
ちなみに、目の前にいたのはユウですが魂は“蟲”を介して乗っ取ったジョヴァンニでした。
そんな彼の右手にはキーがあり、大災害を始めるためにキーを鍵穴に刺そうとしていました。
249話感想
まず、リヒトが天照の外にいるにも関わらず、統制方法でミツバチの修正を利用していることに気づいたのがすごいです。
また、ヴァルカンもその結果やジョヴァンニの性格を踏まえてメカを使っているということに気づいたのもすごいと思いました。
そして、ジョヴァンにを倒すことに成功と思ったら、ユウに乗り移ってキーを鍵穴に刺そうとするところで今回終わりました。
次回のタイトル(『抗う者たち』)を踏まえて、ユウの自我が復活して鍵をさすことを抗って欲しいと思いました。