もう誰も、傷つけさせるもんですかー!!!! ーーファウード編/ゼオン戦 清麿たちを守りたいという願いはティオの新たな力を発現させた
少年サンデーにて連載されていた雷句 誠先生の漫画、『金色のガッシュ』に登場するキャラの呪文を紹介しています。
今回紹介するキャラはメインヒロインの一人であるティオです。
ティオについて
足元まで届きそうなピンクの長髪と勝気な性格が魅力的なキャラですね。
作中でキャンチョメに暴露されてしまいますが、『首絞めティオ』という異名で魔界の子供たち界隈では恐れられていたそうです(笑)。
使用する術は防御に特化したものが多く、『千年前の魔物編』や『ファウード編』、『クリア編』ではガッシュたちをサポートしていました。
ティオの呪文紹介
セウシル
自身を中心に半球状のバリアを張る呪文です。
その効果は地中には及ばないため、地下からの攻撃には対応できません。また、広い方角からの攻撃に対応できる反面、耐久力は低いです。
サイス
両手を交差させ『X』字の衝撃波を飛ばす、ティオの数少ない攻撃呪文です。
威力は低いため、主に相手の本を燃やす目的で使用されますが、本の持ち主に対して牽制する目的で使われることもありました。
マ・セシルド
ティオの前方に直径2m程度の盾を召喚する呪文です。
ティオといえばこの呪文を思い出す方も多いのではないでしょうか。
耐久地の低いセウシルとは異なり、前方だけではありますが『ギガノ』級の呪文を防ぐことのできるこの術は、物語の中盤まで全線で活躍しました。
ギガ・ラ・セウシル
対象を球状のバリアに閉じ込める呪文です。
対象が放った呪文はこのバリア内を反射し、駆け巡ります。
術を放った直後は無防備であることが多いため、相手は自身の呪文をモロに食らいます。そのため、対象への攻撃の他に、その動きを封殺する目的でも使われました。
この効果で千年前の魔物である”エルジョ”・”ドグモス”・”ボルボラ”を撃退し、清麿とガッシュのピンチを救いました。
サイフォジオ
光り輝く剣を出し、魔物やそのパートナーを回復させる呪文です。
パートナー(人間)にこの術を使った場合、心の力を回復させることもでき、上記の戦闘ではこの効果によりガッシュはバオウ・ザケルガを放つことができました!
チャージル・サイフォドン
剣を持った上半身だけの女神を出現させ、相手を貫くティオの最大攻撃呪文です。
女神の胸には水晶があしらわれており、この水晶にはそれまでにティオが受けた辱めが映し出され、その数に応じて女神の形相や剣が凶悪なものに変貌していきます。
つまりこの術はティオのストレスをダイレクトに相手に返す呪文なのです。
モモン戦にて度重なるセクハラにティオは怒りを覚えますが、回避術に長けているモモンにはなかなか攻撃が当たりません。
そして、”オラ・ノロジオ”により尻をつつかれたとき、ティオの怒りが頂点に達しこの呪文が発言しました。
ティオ「おおおおおおおお!!!心の底から湧き上がるこの感じ!!
あ~~~~~~~~~らたな芽生え~~~~~~~~~~!!!」
作者渾身の”怒り表現”とその後のティオの”晴れやかな顔”の対比が面白いですよ(笑)。
チャージル・セシルドン
下半身が巨大な縦になっている女神を召喚する呪文です。
チャージル・サイフォドン同様、その胸には水晶があしらわれており、そこには傷付いた仲間が映し出されます。
それはティオが彼らを嘆き悲しんであることの表れであり、そのたびにチャージル・セシルドンは修復され敵の攻撃を防ぎ続けます。
ファウード編ではゼオンの最大呪文である”ジガディラス・ウル・ザケルガ”を受けきることができました。
清麿「この盾は強い!!! ティオの本来の力が純粋に現れた術だから!!!」
リマ・チャージル・セシルドン
チャージル・セシルドンを2つ同時に出現させるティオの最大防御呪文です。
2つの盾は自在に操ることができ、ファウード編では”シン・クリア・セウノウス・ザレフェドーラ”の全攻撃を受けきることができました。
ティオ自身はこの戦いで本が燃えてしまいますが、仲間を守りきれたティオは笑顔でした。
消える直前にガッシュと交わした
「また、明日。」
という約束が泣けますね。
シン・サイフォジオ
『シン』クラス。クリア編最終盤にてガッシュの黄金の本から放たれたティオの最大回復呪文です。
四方に伸びた剣がガッシュと清麿の傷を癒し、心の力も完全回復させました。