五等分の花嫁118話のネタバレです。
117話では、五月と風太郎、二乃と四葉の様子が描かれましたね。
五月はようやく結ばれた四葉と風太郎を素直に祝福できず、モヤモヤした気持ちを抱えていました。
恋ではないかと下田さんに言われますが、それを否定します。
読者的にも恋かどうか非常に疑わしい部分だったので、ドキドキですよね。
そして翌日、五月と風太郎、二乃と四葉はそれぞれ約束をしていました。
しかしどちらもお昼に食堂へ集まってしまい、あろうことか相席になってしまいます…!
当然、それぞれ話をすることはできませんでした。
ですがその後、4人は再び空き教室に集まります。
しかし、二乃と四葉は2人がいることを知りません。
この状況で、二乃と四葉はいったい何を語るのでしょうか…
それでは、118話のネタバレを見ていきましょう!
五等分の花嫁ネタバレ①
二乃と四葉の過去と現在
118話冒頭は、過去と現在の二乃・四葉の描写から始まります。
「5人でいること」に価値を見出していた二乃と、いち早く自我に目覚めた四葉。
この2人がここで対峙するこの構成は流石としか言えません…!
二乃は四葉に向かって、今までの思いをぶつけます。
5人で仲良くやっていたのに一人で突っ走った四葉が疎ましかったと。
五つ子の輪を乱したのは四葉だと、その思いを伝えます。
対して四葉は、自分勝手だということを詫びた上で
「私の願いは 私と上杉さんとのお付き合いを認めてもらうこと」
そう伝えました。
(四葉…!本当に…強くなって…!)
二乃はあきれて認めるわけないと言おうとします。
しかしここで、ガタンという物音がします。
二人は驚きますが、「チュー」というネズミの声がしたため話を再開しました。
…皆さんはもう、お分かりですね?
そうです、五月と風太郎が立てた物音に決まっています。(笑)
ここで視点は五月たちに移ります。
五等分の花嫁ネタバレ②
五月の困惑
五月たちは、教室から出ようとして物音を立てたようです。
風太郎と至近距離になった五月は「四葉にこんなところ見せられません」と顔を赤らめます(かわいい)。
そこで風太郎は五月に手を伸ばしますが、「チュー チュー」いいながら暴れる五月(かわいい)。
どうやら風太郎は、スマホで二人に電話をかけ教室から追い出そうとしたようです。
スマホは五月しか持っていませんから。
ですが五月は断り、画面の光でばれることの危険性を伝えます。
納得した風太郎をよそに
「このモヤモヤが嫉妬なのだとしたら 私はなんて悪い子なんでしょう」
と五月は悩みます。
二乃と四葉の決着
そうこうしているうちに、二乃は話を切り上げ帰ろうとします。
呼び止める四葉に、自分を無視して付き合えばいいのにと二乃は言います。
ですが四葉は見ていました。二乃たちと風太郎とのこれまでの関係を。
だからこそ「自分と風太郎だけの問題ではない」と考えていたんですね。
姉妹と風太郎の関係を無視することはできない、
そして自分たちを認めてほしいけれど、「それは今じゃなくていい」と伝えます。
これから先も、自分たちのことを見ていてほしい、そして自分の思いの強さを分かってほしい、そういいます。
四葉は、風太郎と同じくらい、姉妹のことが好きだから。
二乃はその答えに「四葉らしい」と答えます。
五つ子の枷から放たれて突き進んでいく四葉を、気に入らないと同時にうらやんでいた二乃。
二乃と四葉は、それぞれが五つ子の存在に影響されて育った者同士なんですよね。
自分を競い合う相手として見てくれるか問う二乃に対して、
「私たちはずっとお互いを意識して生きていく」
そう答えます。
時には仲間、時には敵…そんなライバルとして。
そう共有した二人。
改めて二乃は四葉に告げます。
ほんの少しでも隙を見せたら奪ってやる、と。
四葉も涙を浮かべて「うん」と答えました。
五等分の花嫁ネタバレ③
五月の胸の思い…
五月はこのやり取りを聞き、携帯を持って目を閉じます。
そこに声をかける二乃。
流石二乃、二人にしっかり気づいていたようです。
四葉はまったく気づいておらず、顔を赤らめます。
二乃は風太郎に向かって、改めて「努々(ゆめゆめ)油断しないようにね」と伝えます。
(二乃…素敵な女…)
五月は胸のつかえが下りた様子。
風太郎にどうしたと言われますが、風太郎には教えないと言います。
そして場所は変わって下田さんの塾。
例の恋愛相談に乗った中学生は失恋してしまったようです。
そんな様子に五月は、
”この恋はここで終わりではないということ”
”今までの記憶がこれからに生きてくる”
ということを伝えます。そして
「だからあなたも手放さないで この恋の記憶を」
と伝えました。
そして五月の回想。
零奈に扮した五月が風太郎のお守りに入れたもの。
五月のスマホに貼ってあったもの。
それはかつて、らいはと3人でとったプリクラでした。
「やっと言えそうです」
「上杉君 おめでとう」
そんな五月のエピローグで、118話は締めくくられました。
感想と考察
いや~~~~~五月~~~~~~!!
今回のお話、何が良かったかですが、やはり1番は
「この思いが恋でした」
と直接的にセリフに出てこなかったことだと思うんです。
五月が自分なりに風太郎について考え、今まで出ていた不自然な行動の数々を読者にも思い出させて。
その上で「この恋の記憶を手放さないで」というセリフを持ってくる…。
そんなある意味回りくどい、でも五月らしい描写をラブコメでやっている、これが本当に良かったです。
四葉と二乃のやり取りも、筆者的には考えさせられました。
五つ子の枷を強く持っていた二人が、それぞれの形で枷を乗り越えていた今回の描写。
五等分の花嫁がただの恋愛漫画ではないことが再認識できて筆者はほくほくです。
118話を3倍楽しむ方法
やはり、五月の謎行動を読み返すのが一番ですね。
この今回のプリクラの描写、ネットでも意見が分かれています。
1つは、あそこに自分の写真を入れたのは、無意識のうちに自分を零奈と思って欲しかったからではないかという見方。
もう1つは、無意識のうちに風太郎に惹かれ、風太郎のために何かしたいと思って(=1人じゃない、自分がいると思わせる)あの行動をしたという見方。
「あなたは1人じゃない」と言い自分のプリクラを入れるのは分かるんですが、零奈の格好でそれをしたら勘違いされる可能性もあるわけで…
意味が分かると怖い話みたいになってきているので、ぜひ他の五月謎行動描写も見てみましょう。ホラーかもしれませんよ(笑)
終わりに
118話、いかがでしたでしょうか?
徐々に終わりに近づいてきていて、感慨深い気持ちでいっぱいです…
来週は、一花出るかなあ…(笑)すみません(笑)
それではここまでお読みいただき、ありがとうございました!