HUNTER x HUNTER

【HUNTER×HUNTER】ヒソカのキャラクター紹介&好きなシーンランキングベスト3

ヒソカについて

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奇術師でありながら天才的な格闘センスを持ち、強者との命懸けのタイマン勝負を好む戦闘狂です。

ハンター試験287期生で、ゴンやクラピカやレオリオと同期生にあたります。

 

ピエロのような独特なメイクと髪色で怪しさ満点の出で立ちですが、メイクを落とすとかなりの美形というギャップを持ちます。

 

喋り方と笑い方がミステリアスさをより引き立たせていて、マンガだとセリフの最後にトランプの『♡♤♧♢』のどれかがついているのが、ヒソカの特徴の一つです。

変態的な趣味

ヒソカは、気に入った獲物を狩る事に喜びと興奮を感じます。

 

老若男女問わず成長する見込みの高い者を好み、成長する見込みの高いと判断した者は、一時的に護衛したり、付け回したりして、殺さずに生かしておいて機が熟すのを待つのが彼のモットーでもあります。

 

狙った獲物が成長し、そこを狩る事を想像するだけで下腹部が反応するという、常人では決して理解する事ができない、筋金入りのサイコパスです。

 

その一方、成長する見込みがないと判断した者には、とことん無関心で残忍な一面を持ちます。

世間のニュースや情報には無頓着で、自身の持つ強者を判断する嗅覚に反応した人間にしか興味を示さない、強者とのタイマン勝負に執着するその様は、まさに変態そのものです。

 

掴みどころのない性格

ヒソカは、気まぐれで平気で嘘をつく、何を考えているかわからない掴みどころのない性格をしています。

 

団員同士の結束が強く鉄の掟を持つ幻影旅団に、団長のクロロとのタイマン勝負を目当てに偽装入団したり、クロロに変わるターゲットを探す為に、ハンター協会最高幹部の十二支んに近づいたり、自身の信念に基づいているその行動は、周りからすると皆目見当がつかず、警戒心を抱かずにはいられません。

 

また、相手の目を欺いたり、言葉巧みに翻弄する戦いを得意とするなど、とても頭の回転が速く、機転が利く一面を持ちます。

 

自身の肉体がどれだけダメージを受け傷つけられても、表情ひとつ変えない高い精神力を持ち、その強さを利用して敵の精神に揺さぶりをかけるという、ヒソカだからこそできる、高い精神力と頭脳を駆使した戦闘に強いこだわりを持っています。

 

ヒソカの信念や追い求めているものがなにか分からない人には、なにをしでかすか分からない、ただただ恐怖心を抱かせる存在なのかもしれませんね。

念能力

ヒソカは変化系の能力者です。

これまで2つの念能力を披露しておりますが、どちらも直接的な攻撃能力がないことが特徴です。

使えない状況がほとんどない念能力なので、汎用性が高く応用が利くので、ヒソカの持ち前の戦闘センスによって真価を発揮する念能力とも言えます。

伸縮自在の愛⁽バンジーガム⁾

自身のオーラをガムとゴム両方の性質を持つものに変化させます。

 

相手にゴムを貼り付けるとヒソカの意のままに相手を引き寄せたり、引っ張ることによる高速移動も可能です。

付けるのも外すのもヒソカ次第ですが、ヒソカの体から離れて使うと10m以上伸びると切れてしまいます。

 

とは言え、強化系の念能力を持つゴンでも剥がすことはできず、他人が10m以上伸ばすことはまずできないので、接近戦や格闘戦になると完全にヒソカのペースに持ち込まれます。

また、ゴムの貼れる枚数に実用上限度がなく、相手に念能力がバレても特段困ることがないという、シンプルさゆえの高い応用力が一筋縄ではいかない念能力です。

薄っぺらな嘘⁽ドッキリテクスチャー)

自身のオーラを様々な質感に変化させ、平面上を覆う念能力です。

 

1000以上の質感を再現することができますが、あくまでも見た目の質感のみなので、触感は元の物体のまま変わりません。

触らない限りは見抜けない非常に高い再現性ですが、それと同時に、紙や布など、まさに薄っぺらい素材のものにしか使用できないという制約があります。

 

作中では自身の怪我を隠す際にこの念能力を用いりましたが、布を使っていなかったので、ゴムを布状に成形した上にこの能力を貼り付けたと考えられます。

まさに、ヒソカならではの応用力ですね。

ヒソカの好きなシーンランキング ベスト3

第3位「そんな目で見つめるなよ♤興奮しちゃうじゃないか…♡」

こちらですね。

 

ハンター試験の時から獲物として見守ってきたゴンと、天空闘技場にて初めてのタイマン勝負を迎えたときのセリフです。

 

まだゴンの実力はヒソカには及ばない状態ではあったものの、その天性の才能と必死に食らいつくゴンの眼差しを目の当たりにして、ヒソカは大興奮するのですね。

 

まさにヒソカらしいと言いますか、満ち溢れる狂気と変態さがこの一言に凝縮されているなと思い、選ばせていただきました。

この一言のみで、多くを語らずともヒソカたるやが伝えわるのではないかと思います。

 

残念ながら私は共感できませんが、ヒソカを語る上では外せないベストシーンのひとつですね。

第2位「死人には名乗っても意味がない♧能力はバラシても構わない♡」

こちらは、ヒソカの獲物の一人キルアと、兄イルミとの抗争の際に発したセリフです。

 

ゾルディック家の4人目の子供ナニカを巡り、衝突するキルアとイルミの間にヒソカも入り込み、キルアを追い詰める為にヒソカは尾行をします。

 

しかし、キルアを護衛する執事のゴトーに行く手を阻まれます。

 

ゾルディック家の執事を勤めるゴトーなので、その実力は只者ではありません。

 

そんなゴトーを相手に、自分の能力をバラし、さらにその余裕ぶりをゴトーに指摘された際に、ヒソカはこのセリフを言い放つのです。

 

まだ生きていて、現に対峙して戦っている相手に、ですよ?

どうせ自分が殺して死んでしまう相手に、能力をバラしてなんの問題があるの?ということですよね。

とんでもない自信ですよね。

 

実際、ものの一瞬でゴトーを手にかけてしまうのです…

 

その言葉がただの見栄なんかではなく、ただただその実力を裏付けているので、ヒソカの強さの底が知れずに、ひたすらに恐ろしいと思わされました。

自信があって実力が伴っている人は、どこの世界でも一目置かれますよね。

第1位「旅団全員に伝えてくれる…?今からどこで誰と遭ってもその場で殺すまで闘るとね♡」

こちらを第1位に選ばせていただきました。

 

兼ねてから獲物として追い続け、偽装入団までした幻影旅団の団長クロロと、天空闘技場でタイマン勝負をした後に放ったセリフですね。

 

この戦いにより、一度ヒソカは死ぬのですが、自身の念能力にかけた制約により、命を取り戻し、まさに九死に一生を得ます。

その際に、死を確認しにきた幻影旅団のメンバーのマチにこう言ったのですね。

 

クロロに対する強い怒りと共に、自分を苦しめた念能力者がいる幻影旅団そのものを潰すという意志を露わにした瞬間です。

ヒソカのここまでの強い感情を私は初めて目にして、今までとは違う恐ろしさを感じました。

 

実際、この直後に団員を2人瞬殺しているのです…

 

ヒソカの本気を垣間見た瞬間ですね。

 

これからの物語がどのように展開していくのか、ヒソカの行く末は一体どうなっていくのは、HUNTER×HUNTERを語る上でも外せない名シーンなのではないでしょうか。

ヒソカのまとめ

ヒソカはHUNTER×HUNTERの登場キャラクターの中でも、敵ながら圧倒的な知名度と人気を誇るキャラクターです。

 

その見た目のミステリアスさと、何を考えているのかわからない何をしでかすか分からない危なっかしさからも目が離せない存在です。

 

ヒソカは常に内に秘めている自身の信念に基づいた行動しか取らず、無駄なことや興味のないことにはとことん無関心、それでいて頭の回転が速く、とことん己の強者に対する欲に忠実に従って生きています。

溢れ出る自信は自分と常に向き合い、鍛錬を続けてきたからこそのものなのだと思います。

 

なんだかんだヒソカの行動を追っていくと、筋が通っていて分かりやすいとすら思えてききました。

 

ただ、やっぱりヒソカだけは絶対敵に回したくないし、本人は一切必要としていないでしょうが、仲間にもなりたくないと強く思いました。

だって身近にいたら何を考えているかわからなさすぎて、怖すぎます…

 

その唯一無二で孤高の、強者を追い求める狂気的な変態奇術師の道を、突き詰めていってほしいです。

 

天才と変態は紙一重なのかもしれませんね。