マチ=コマチネについて
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— Ō (@KuusenOff) February 25, 2020
幻影旅団の団員No.3であり、団員の中で一番最初に登場したメンバーです。
カラー版コミックスと1999年版アニメでは紫、2011年版アニメではピンクの髪色をしたポニーテールがトレードマークの、とても気が強い女性です。
仲間思いな感覚派
マチは、論理よりも感覚を優先するタイプなので、非常に勘が鋭いです。
その勘の鋭さは旅団員内でも信頼が厚く、参考意見にされることが多いです。
また、団員に対して強い仲間意識を持っており、団長のクロロがクラピカに攫われた際には、団員のノブナガやコルトピと共に、クロロの命を優先します。
幻影旅団の大原則を厳守しようとするフィンクス達と一触即発の状況となりました。(幻影旅団の大原則は、旅団の存続であり、たとえトップのクロロが死んだとしても、誰かが後を継ぐことで生き続けていくという考えです。)
トップのクロロの命令に対して忠実に動くのが団員の原則ではありますが、そのクロロ自身も旅団の一部であるので、クロロを最優先に生かすべきではないということを忘れずに、旅団の存続を第一に臨機応変に判断を見極めるというものです。
その大原則がある中で、クロロの命を優先して行動しようとするマチの仲間意識は、相当なものであることが伺い知れますよね。
また死亡したヒソカに、せめて傷を縫ってあげようとするなど慈悲深い一面もあります。
秀でた身体能力
マチの肉体的な強さはかなりのもので、不意打ちを仕掛けたキルアを簡単に捕まえてみせるなど、優れた身体能力の持ち主です。
旅団員の女性の中で最も腕相撲が強く、団員13人中6位という成績を残しています。
身長159センチ48キロと、その小柄な体格からはとても信じられませんよね…
念能力
変化系能力者
オーラを糸状に変化させる能力の持ち主です。
念糸(ネンシ)
オーラを糸状に変化させる能力です。
糸の強度は長さと反比例し。1メートル以内ならば1トン位の重量を吊り上げる程の強度となります。
逆に木綿糸程度まで強度を弱めれば、地球を一周するほどの長さの糸を紡ぐことも可能になります。
ただし、念糸が手元から離れると強度は極端に落ちます。
追跡や拘束、縫合治療、絞殺など、様々な用途に利用することができるので、応用の幅は広い能力です。
念糸(ネンシほうごう)
念糸を使い、切断された身体を縫合する技です。
マチ自身の身体能力(主に視神経)と合わせることで、血管、神経、骨、筋肉をほぼ完璧に繋ぐことができます。
仮に腕を完全に切断された場合でも施術後すぐに指を動かせるようになるなど、治療としての精度は非常に高いです。
ですが、あくまでも傷口を物理的に繋ぎ合わせているだけであり、傷を治すこと自体は患者の自己治癒力に委ねられるので、完治するまでには相応の時間がかかります。
また、念糸自体は施術後のマチの手を離れることになるため、強度には限界があり、縫合した組織が完全に繋がるまでは、無理は禁物となります。
使いこなせたらかなり便利で応用性の高い念能力ですね。
マチ=コマチネの好きなシーンランキングベスト3
第3位「ハイ終わり!血管・骨・筋肉・ほぼ100%繋げたよ」
こちらのシーンは、マチの華麗な念糸さばきが見れる名シーンですね。
天空闘技場にて、ヒソカの治療にあたる際に
「あんたバカでしょ。わざわざこんな戦い方してさ。あれって何?パフォーマンスのつもりなの?ま、あたしは儲かるからいいんだけどさ。」
とケガ人であるヒソカをどやし、テキパキと念糸で縫合をし、終わったらそそくさと仕事が終わったからと帰ろうとする、究極のヤンデレを披露していきます。
ヒソカもこの念糸を見たくて怪我しているところもあると言っていたことがあるぐらい、男を狂わす何かがあるのかもしれませんね…
ヒソカだけの意見を男性と表現するのはだいぶ語弊がありそうですが…
第2位「愚問ね。アンタはこの仕事が終わったらすぐ死んでいいわよ」
グリードアイランド編にて、あのサイコパスなヒソカはマチを食事に誘ったりと、なにやらマチに興味がある様子でした。(ちなみにマチは無視していました。)
そんなヒソカは「マチは団長とボクどっちに生き残ってほしい?」と聞きます。
そこですかさず「愚問ね。アンタはこの仕事が終わったらすぐ死んでいいわよ」と答えるのです。
マチは、旅団の初期メンバーであるウボォーさんがクラピカに殺された時はかなり冷静
だったのに、少し感情的になっているようにも感じられます。
マチはヒソカの動向を怪しんでいるのか、クロロに対する感情はどういったものなのか、いまいちわからない部分が多いのでなんだか意味深に感じてしまいました。
それにしても、ここまでバッサリ切り捨てられる気の強さには脱帽ですね。
第1位「どこまででも追いかけてあたしがアンタを殺す」
第2位ときたらもう、第1位はこれしかありません。
第2位に選んだセリフの会話の中で、続いて出てくるのがこちらです。
そもそもヒソカは、他の幻影旅団員とは目的がまったく違い、ただクロロと闘うためだけに団員として行動するのですが、特に仲間意識が高く、クロロへの思いも強いマチに対して「もしボクが団長を殺したら?」とさらにマチに問いかけます。
すると「あり得ないわね。でも答えてあげる。どこまでも追いかけてあたしがアンタを殺す」と即答するんです。
ウボォーさんのときは冷静だったマチも、クロロの場合は復讐すると即座に言い返すなんて、これって一体どういうことなのでしょうか。
それに対してヒソカも「それいいね♢」と少し浮かない顔を浮かべて返答しています。
ヒソカも一体なにを考えているのでしょうか!
この三角関係(?)から今後も目が離せませんね。
マチ=コマチネのまとめ
Machi Komacine • マチ゠コマチネ (1999) pic.twitter.com/Rqt8B3vUSF
— Kuroi★Hxshi (@Kuroi_Hxshi) July 26, 2020
幻影旅団の初期メンバーで気の強いヤンデレなマチは、男女問わず人気のキャラクターです。
小柄で可愛いらしい見た目でありながらも、高い身体能力を持ち、幻影旅団の女性メンバーでは最強の腕相撲王者という、とっても驚きのギャップの持ち主です。
言葉使いや態度など、わりとさっぱりしていてサバサバした印象を受けますが、仲間意識が強い部分が敵ながらとっても愛らしく感じます。
そんなマチのクロロに対する強い思いは、果たして絶大なる信頼と忠誠心の現れなのか…
クロロ幻影旅団発足時に話した大原則をよく理解している上で、クロロの命を優先した行動を取ろうとして団員と一触即発になったりと、クロロに対してなにか特別なものがあるのではないかと思ってしまいます。
HUNTER×HUNTERの作中であまり描かれていない恋愛要素を孕んだものなのか、私は個人的にとても注目して見ております。
しかしながらあの可愛い風貌から放たれる強気な発言と、その言葉と裏腹に念糸を使った縫合を用いたあのテキパキとした治療のギャップに、ときめいてしまう人は多いのではないでしょうか?
ヒソカを冷たくあしらっていながらも、対クロロ戦でヒソカが死亡した際には、その傷を縫ってあげるなど、その真意はいまいち掴めない部分がありながらも、慈悲深い面を垣間見ることができ、とても魅力的でした。
しかしながらクロロに敗れたヒソカは、幻影旅団全員を殺すとマチに宣戦布告しています。
果たして幻影旅団はどうなってしまうのか、ヒソカが興味を抱いていたマチのことも殺してしまうのか、今後の展開から目が離せませんね。