炎炎ノ消防隊230話のネタバレ感想です。
火鉢と紅丸の戦いを地上から盛り上げる第7消防隊の隊員たち。
そして、紅丸は“日輪”を撃ちます。
炎の輪を作り花火を合図に放った攻撃は、無数の光の斬撃となり火鉢に襲いかかります。
さらに、新技“日輪紅月”でとどめを刺して決着。
紺炉のもとに戻った紅丸は火鉢が“大馬鹿野郎”と言っていたことを説明しますが、それは自分を認めてくれた証だと思っていました。
続いて、“日輪”を自画自賛している紅丸を見て号泣する紺炉に“中隊長”と声をかけました。
230話では、火華たちなりの大災害の結末が何かということと、その裏で何か行動するショウの話が描かれました。
230話ネタバレ
コミカルな月
ニヤニヤ笑う月を見て驚く火華とカリム。
一方、海はもとに戻っていました。
火華は“アドラ”の影響で月の表現が変わったと推測。
そんな月に対して大喜びの第7消防隊の隊員や、“月見られ酒”をしようと考えていた紅丸。
第7消防隊の行動に呆れながらも月について考える火華は、あの月は自分たちがよく思い浮かべるイメージそのものだと思いました。
大災害の最後
大災害の謎が解けたことを告げる謎の人物。
その正体はリヒトですが、指名手配されているのでここではDr.マリモと名乗ります。
謎解きの前に紺炉に火鉢と前回紅丸が倒したドッペルゲンガーん違いを火華は聞こうとします。
紺炉によると姿形は同じだけれども、生前の火鉢はむやみやたらと破壊する性格ではなかったそうです。
Dr.マリモによると、大災害は人のイメージと世界の一体化ですが、白装束たちのこの世を炎に帰すという目的と矛盾が生じる。
それを踏まえ火華は白装束たちの目的をこのように推測します。
“死”
これが彼女が導き出した答えですが、カリムとフォイエンもその答えに賛同しました。
その頃6本目の柱では・・・。
6本目の柱の焔ビトを倒した第2消防隊と灰島重工の合同チーム。
今回の相手は分裂するタイプで、最終的には64体に分裂した敵を相手にしたそうです。
頂上が燃える柱を見て大黒が考えたのは、残り一本となり何が出るのかということでしたが、黒野は無関心でした。
そんな彼に大黒は減給を突きつけました。
日下部家の謎
大災害の進捗を話す2人組。
それは変装したショウとアローでした。
ショウは世界滅亡の前に自分の家族のことを知りたいと思っており、新宿区区役所に向かっていました。
そのために、彼が狙ったのは区役所に保管されている戸籍謄本。
しかし、正当な手続きでは手に入れることができないと思っていたショウは、自身の時を止める能力で日下部家の戸籍謄本を盗み出しました。
盗んだ戸籍謄本を公園で見るショウ。
それによると自分は死んだことになっていました。
そして、自分の母の名前が『万里(マリ)』であることを知って喜びます。
その後シンラの情報を見てあることに気づきます。
そこには母親の名前は記載されていますが、父親の欄が空欄になっていました。
しかも、父親の名前はどこにも記載がありませんでした。
230話感想
8本目の柱が出現して世界が“アドラ”一体化すると滅亡してしまうという答えを導きたした火華たち。
あくまで仮説なのでまだ結果はわかりませんが、結果はどうあれシンラたち8人の“柱”は大災害とどう関わってくるのかとても気になりました。
そして、1本目の柱であるフェアリー戦ぶりの登場となったショウ。
当時は兄に会うという目的で脱走しましたが、今は家族を知りたいという目的になっていました。
フェアリー戦で形はどうあれ、シンラにはすでに会っているから大丈夫ということなのかもしれませんね。
そして、戸籍謄本を狙って区役所にやってきましたが、死亡扱いにされた12年前赤ん坊だった彼がそれを狙っている。
10代前半と思われる彼がこの発想にたどり着いたのはすごいです。
そして、次回のタイトルが『出生』。
父親の名前が戸籍謄本に書かれていない理由とシンラやショウの出生秘話が明かされるに違いなさそうです。