バイオーグ・トリニティ

【バイオーグ・トリニティ】5巻のあらすじ

やはりそうか おまえが三人目か

 

ウルトラジャンプにて連載されていた大暮維人先生の漫画、『バイオーグ・トリニティ』4巻のネタバレ記事です。

バイオーグ・トリニティ用語集

これまでのあらすじ

浦野の仲間になった松蔭っちが聖母を奇襲するわ、
聖母も意外な行動に打って出るわ、
訓練中の藤井もなんだか危うい雰囲気だわでもう大変。
恋が突然の展開を見せたり、世界が真の姿をチラ見せし始めたりと、
いろいろと混乱&加速しまくりの第5巻!
(5巻より引用)

5巻のネタバレ

聖母様の休日

ブラックコーカソイドに侵入した松蔭ちえりの目的はネクロマリアです。

親衛隊は自爆プログラムを用いて撃破しようとしますが、ネクロマリアによって止められ、さらに彼女は自ら松蔭についていきました。

 

藤井は学校で普段通りの生活を続けています。芙三歩は藤井を意識してしまい、変な態度をとっていますが藤井は気にすることなく過ごしています。

 

聖母を守ると言ったとはいえ彼女の行方すら分からない現状に悩んでいた時、藤井は偶然彼女を見つけました。

 

なんとネクロマリアは松蔭ちえりたち(吸収されていた同級生たち)と一緒にフツーに遊んでいました。

 

松蔭について知るついでに下界を満喫したかったネクロマリアは藤井に対して

「ほんのしばらく 目をつむれ。」

と命令します。

 

藤井はしぶしぶ彼女たちに付き合いボウリング、カラオケ、ゲーセンに興じます。

そして、ちえりのツレであるメイたちがトイレでセックスをしている隙に、

戦力を削ぐために彼女たちを殺しました。

 

 

一方、芙三歩と電話していた極子は偶然にも街中を歩いていた松蔭とネクロマリア(見た目は芙三歩)と藤井を目撃します。

さらに藤井の後をつけていったため、彼の残忍な一面を知ってしまいました。

パニックになった極子は藤井を問い詰めようとしましたが、極子を認識した瞬間に素に戻った藤井を見てさらに困惑してしまいました。

松蔭ちえりの”本当の顔”

自身の一部であるメイたちを殺されたちえりは痛みを感じネクロマリアに詰問します。

ネクロマリアは彼女の正体に薄々気付いていたようで、ちえりの顔に炭酸水をかけそのメイクを落としました。

 

メイクの奥に隠れていたのは自身と、つまり榎本芙三歩と瓜二つの顔でした。

極子の告白

ちえりの正体を見た極子はいよいよ困惑し、気がつけば藤井を連れて近場のホテルに入っていました。

自分自身何をやっているのかわかっていませんでしたが、一つだけ確信していることがあります。

 

コイツを榎本芙三歩から連れ戻さないと コイツはコイツじゃなくなっちまう…!!

 

ベッドの上で無理からに藤井を誘っている最中、藤井のもとへ芙三歩から電話がかかってきます。

電話を取ろうとする藤井を極子は止め、頼み込むように言いました。

「好きなんだ。お前を失いたくないんだ」

 

絞り出すように吐かれた告白を藤井は拒絶しました。

穂坂ピンチ

藤井が極子の告白をちょうど断ったころ、穂坂から電話が来ます。

藤井の中で穂坂は人知れず死闘を行っていました。

 

戦っていたのは穂坂の元教官である”マルボロ”です。(以前、浦野が藤井の中に仕込んでいたようです。)

 

苦戦を強いられた穂坂は不服ながら藤井に助けを求め、藤井はゴーリィを自身の中へ取り込みました。

が、隙を見た極子が一緒に藤井の中に入りました。

彼女なりに藤井のことをもっと知りたいを思ったんでしょうね。

マルボロの過去

マルボロは優秀なバイオーグハンターであり、浦野を倒すために日夜バイオーグとの戦いを繰り返していました。

そして罠と知りながら、自分を強化するために生田ものバイオーグを吸収し、最後は自らがバケモノとなります。

 

そんな彼がどのようにして浦野側についたのかはまだ明かされていません。

ただし、高校生の時に”榎本芙三歩の死”に遭遇しており、浦野からこの世界の秘密に関することを聞いたようです。

極子が見つけたもの

藤井の中で、穂坂とマルボロの戦いは続いており、極子は遠巻きにそれを見ていましたが、やがて穂坂がなにかを守るように(マルボロがそこに行くことを阻止するように)戦っていることに気付きました。

 

そこに向かいそして彼女が見つけたのは、

フミホの声が聞こえてくる巨大な穴でした。

第5巻 完