道具名:『かみの工作 きりぬく本』
(てんとう虫コミックス「ドラえもん」17巻より)
道具の説明:
この本の中に様々なサンプルが入っており、選んで切り抜き組み立てると、実際に動く「紙」の工作が出来上がる。
例えば、「本当に乗って飛べる円盤」や「食べられるお菓子」など!?
746.「かみの工作 きりぬく本」
切り抜いて紙工作を作ると、本物のように動き出す。(藤子・F・不二雄大全集 ドラえもん9) pic.twitter.com/kd8LJlvIQC
— ドラえもん ひみつ道具完全大図鑑 (@mirai_depart) September 17, 2017
『かみの工作 きりぬく本』を使ってみると…
とある日、ジャイアン&スネ夫が「雑誌の付録の紙製円盤(UFO)」を投げて遊んでいるところを見かけたのび太くん。
自分もその雑誌を買っていたことを思い出し、急いで家に帰りますが、のび太ママがすでに雑誌ごと捨ててしまっていました。。。(泣)
落ち込むのびちゃんに、ドラえもんが代わりとなるものを提案してくれました。
それがひみつ道具『かみの工作 きりぬく本』でした。
これは未来の紙工作キット(冊子になっている)です。
早速、のび太は「円盤」のパーツを線に合わせて切り取り組み立て!
もちろん乗って飛んでいくことができます。
空の散歩を楽しんだ後、彼らが作成したのは、
◇鳴いて動き出す「イヌ」や「ネコ」
◇「馬」「ハット」「チョッキ(ベスト)」「ピストル」でカウボーイ・セット
◇困っていたしずかちゃんにプレゼント「電気スタンド」
◇しっかり機能する「TV」「ストーブ」「ラジオ」など
◇ビリビリ紙の音鳴るけれど、美味しく食べられる「お菓子」たち
でした。
そんな時、『かみの工作 きりぬく本』の噂を聞いたジャイアン&スネ夫が野比家へやって来ました!
貸してくれと要求してきます。
仕方なくもう1セット(1冊)貸すドラちゃん。
そしてジャイアン&スネ夫が張り切って作り上げたのが、屋根の高さを越えるほどの「巨大恐竜」!(驚)
のび太&ドラえもん&しずかちゃんが彼らを助けようと、紙で「大砲」や「戦車」を作り応戦しますが全く効かず。。。
逃げ隠れる5人。
そこに登場したのはのび太パパ!
「巨大恐竜」の存在に気が付かず、5人に他愛もない話をしながら何気なくタバコを吸おうと、マッチをシュッ!
タバコに火を付けると、その燃えるマッチをポイ捨てッ!
(パパ危な過ぎっ 笑)
偶然それが、背後に迫り来る「巨大恐竜」の口の中へ!(驚)
たちまち恐竜は燃え尽きてしまいました。
偶然ではありましたが間一髪!難を逃れたのびちゃんたちなのでした(汗)
『かみの工作 きりぬく本』の感想!
22世紀の紙工作はここまで進化しましたか!(驚)
これなら「夏休みの工作」は、子どもたちみんな張り切って取り組むかもしれませんね(笑)
いくらハイテクな未来のアイテムであっても、あくまで「紙の性質」(食べるとメリメリ・ビリビリ音がするとか燃えやすいとか)が残っているという設定も可愛らしくて、心が和みます。。。
楽しい楽しい、てんとう虫コミックス「ドラえもん」17巻をみなさんもぜひ読んでみてください!