ランウェイで笑って121話のネタバレです。
テルミの前で、2人同時のウォーキングをした千雪とセイラ。
服への解釈が分かれた2人。ショーのトップバッターに選ばれるのは？
ランウェイで笑ってのネタバレ
解釈の違い
「セイラはどんな意図で歩いたの？」
スタイリストのテルミはセイラにきいた
「テルミの服のコンセプトは、ドラットスタイルでしょ？」
そう、セイラはちゃんと理解している
「シルエットが綺麗だからー」
「胸元の三角もー」
セイラは的確にコンセプトを説明する。
完璧な理解力ね、セイラ
服の魅力を把握して、伝えきる能力
お手本のようなクラシックな歩きー
対して
対照的な、千雪のふわりと軽やかなウォーキング
「千雪はどんな意図で歩いたのかしら？」
テルミの問いに、千雪は素直に答えた
「この服を来た時、太陽が見えました。」
･･･「は？」
テルミもセイラも、千雪の答えがわからない
でも千雪は続けて話す
服を着た時思ったんですー
「これはきっと若い女の子だ。」
見慣れた街並みがどこか違う気がする
新しい服をきてるかるかな
みんなどんな反応してくかな？
「そっか･･･私はパリの学生なんだって」
手を広げ、自由にとても楽しそうに話す千雪
「だから、楽しく歩きました。」
テルミは千雪の説明を聞いている
この子、服への理解もへったくれもない
これは「感性」
感性だけで、千雪のウォーキングに“ パリの風景”を見せたって言うの？
「ショーモデルとして全てセイラが優れている。セイラで行きましょう。」
もう1人のスタイリストが言う。
確かに。ショーモデルとして、千雪はセイラに優っていない。
乱入者
「今から、コレクションのファーストルックを飾るモデルを発表するわ」
テルミが今まさに発表しようとした時
「こんにちは、テルミ」
近くに来たから挨拶に来たの、と突然の乱入者。
それはトップモデル、シャル。
と、一緒にデザイナーの遠と、心。
突然の状況に皆が戸惑う中、シャルが1つのカバンを見つけた。
それは、千雪がテルミに渡した、育人の作ったカバン。
シャルは状況に構わずカバンを持ちー
「似合う？」
と言って、持ちこなす。
だれもがその姿に見蕩れ、圧倒された。ただ1人、千雪以外が。
千雪はシャルからカバンを取り返す。
「触らないで。大切なものなの」
一部始終を見ていたテルミは、シャルに席を外すよう伝えた。
今日、いったい何度この子に圧倒されたか･･･
わたくしは、“流行”の種を見つけて育てる義務があるー
「コレクションのファーストルックはあなたよ、千雪。」
納得いかず、怒るセイラ。
「あの時、心ちゃんじゃなくてアンタを潰しておけばよかった･･･！」
そう言い捨てて、セイラは部屋を出ていった。
課題
テルミは千雪に伝える
ー今日みたいに、自分の考えを、感性をもっと発信しなさい
あなた自身の価値を高めるのー
「ショーモデルにではなく、千雪に着てもらうことに価値を生み出しなさい」
そしてカバンを作った育人にも課題が。
「スタイルが変わるバックを」
3WAY・4WAYオーバーのデコレーションバッグを完成させたら、コレクション全ルックにアプロのバッグを使うわー
テルミからの課題。
厳しい条件に、育人は決心をする
121話のまとめ＆感想！
セイラと千雪の一騎打ち、軍配は千雪にあがりました。
セイラのウォーキングは完璧で、お手本のようだった。
クラシックで、服の魅力をきちんと伝えられる。
千雪はというと、感性だけで歩ききった。
テルミのコンセプトすらねじ曲げて、自分の感情を出し切って、ランウェイにパリの風景さえも見せつけた。
まさに、伝統と革命。
どちらが正しいのかわかりませんが、千瑛のウォーキングは千雪にしか出来ないのかも知れません。
セイラも認めざるを得ない千雪のウォーキングでした。
そしてなぜか、シャルが来ましたね。
遠と、心と一緒に。
きっと、コレクションに関係しているとは思うんですが、どう関わって来るんでしょうね。
で、今回はなんと言っても。
千雪の伸ばすべきところ、見せ方を教えてくれる人に、認めてもらえたこと。
感動です。
やっと、千雪の努力が“モデル”として認められました。
ホントに良かった。
身長というどうしようもない部分を、努力で補ってきましたからね。
これからの千雪に期待しましょう。
そして、育人のカバン。
テルミから課題を出されたけど、育人は持ち前の前向きさでクリアしそうですね。
今回は、頼もしい仲間もいる事ですし。
カバンの出来栄えも、楽しみですね！
