線は、僕を描く

【線は、僕を描く】 31話ネタバレ感想! 旅の終わり

少年の描いた‘ 命’の姿が、終幕を飾る。

湖山賞授賞式  第2段

湖山賞は、千瑛が授賞した

 

なのに何故

僕が壇上に呼ばれるんだろう・・・

線は、僕を描くのネタバレ一覧

 

 

線は、僕を描くのネタバレ

僕の表彰式

 

「青山君。君の表彰式だ。」

 

壇上で、湖山先生が僕に言った。

 

「僕のですか?」

 

わからず聞き返した。

 

その時ー

 

「青山君。」

会うのは夏以来か、と壇上で声がした。

 

「あっ・・・」

翠山先生!

 

あの夏の日、僕にを描いてくれた。

無口で、何となく怖いけど、湖山先生と同じ優しい絵を描く。

 

翠山先生は、僕の絵の方を見ながら言った。

 

「これはと思う絵には特別賞を出してくれと、以前からそう言われていたんだ」

君が現れてくれてよかったよー

 

翠山先生はそう言うけど、僕にはさっぱりわからなかった。

 

西濱君。青山君の菊を。

 

湖山先生はそう言うと、続けてこう言った。

 

「この絵の発表は、壇上がふさわしいと思ったんだ。さあ、皆にも見てもらおう。」

君の絵を

君の描いた、命の姿をー

 

西濱さんが、壇上で僕の描いた菊を披露した。

 

でも・・・

僕の絵を見て、会場が静かになってしまった

 

何だ!?

なんなんだこれは?!

 

壇上でアタフタする僕の横で、翠山先生がマイクに向かって話はじめた

 

「本年の湖山賞の選考は、接戦でした。」

 

そう、嬉しそうに翠山先生は話した。

 

奇しくも、同じ時代に現れた二つの若き才能

どちらに大賞を与えるべきか、最後まで迷いました。

ーそれだけ、二人とも素晴らしかった。

 

「青山霜介君!」

おめでとう。

君に審査員特別賞、翠山賞を授与します。

 

湖山先生が、そう言ってにっこりとほほえんだ。

 

僕は、呆然として翠山先生を見た。

 

翠山賞・・・

僕が?

 

僕は・・・

僕ひとりでは・・・

 

いろんな想いが入り交じって戸惑っていたら、どこらから拍手が聞こえたんだ。

 

その音を辿った先は、千瑛だった

 

そして、千瑛につられるように拍手が大きくなって、会場を包んだんだ

 

その光景にただ言葉を無くしていると

湖山先生が教えてくれた

 

「聞こえるかい、青山君。」

皆が君の絵は素晴らしいと

ー君の想いは伝わってるよー

 

そう言って僕を見つめる湖山先生は、いつものように優しくて

 

でも・・・

 

先生。

違う。違うんです。

僕の賞じゃないんです。

僕ひとりの賞では・・・

 

たくさんのお手本があったんです

数えきれないほどのお手本をもらっては、

僕の心の内側にしまっていたんです。

 

湖山先生の蘭、翠山先生の蘭

ほかにもたくさんー

 

でもそれは絵だけではなくて。

思い出

僕の頬に触れた手が

僕の出会った何もかも

 

僕のお手本でしたー

 

思い出すのは、出会った全ての人たちー

 

 

そして今、僕の目の前にはー

微笑む、湖山先生。

 

 

僕は湖山先生から、賞状を受け取った

 

ありがとうございました

 

 

湖山先生との出会いに

今まで出会った人たちへの感謝が、言葉となって出てきた

 

翠山先生に、千瑛は壇上に上がるよう言われた

壇上に、あがった千瑛と僕は、拍手に包まれながら握手をしたー

 

 

 

31話のまとめ&感想!

 

とうとう、湖山賞クライマックス。

青山君は、翠山先生の特別賞を頂きました。

 

青山君が、どのような菊を描くのか

菊に命を吹き込むのか

 

本当に楽しみでした。

 

結果は・・・想像以上でした。

 

なんていったら正解でしょうか。

上手く描こうとせず、ただそこにある菊に命を吹き込んだー

 

今までの想いや、出逢い。

青山君の生きてきた証が、描き込まれた。

決して思い出だけではなく、その絵には命を感じるー

 

そんな

力強く、そして優しい菊でした。

 

青山君の菊を見た千瑛、絶句でしたね。

目を奪われる

言葉を無くす

その表現がぴったりです。

 

1週間、待った甲斐がありました。

こんなに優しい菊を見れるなんて!

 

で、無事に湖山賞は終わりました。

この次は?

どうなるの?

なにがあるの?

 

今後の展開に、期待です!