リングにかけろ 影道総帥 (影道殉) の必殺技と特殊能力を分析

「リングにかけろ」概要

影道総帥 (影道殉) どんな人物？

影道 (しゃどう)とは日本ボクシング会の影の存在である。

その総帥である影道殉 (しゃどうじゅん)の正体は実をいうと剣崎順の双子の弟であった。

長男として生まれた順は剣崎家を継ぐことが決まっていたため、殉は影道家の養子となる。

実は、筆者はこの影道総帥こそがリンかけの中でビジュアル的に最もかっこいいと思っている。

顔は当然双子である剣崎とそっくりそのままだが、髪形がロン毛でワイルドな感じを醸しだしている。

黒装束に手には皮手袋をいつも身につけており、試合の際はボクシンググローブは一切はめないので、その出で立ちは総合格闘家に近い。

公式の試合でもそのことをとがめられたことはなく、素手に近い状態でパンチを打つことができるため、相手よりもかなり有利ではある。

もちろんボクシングの実力も兄に勝るとも劣らないほどに高い。

パンチのコピー能力を持っており、竜児と対戦した際には、

一度見ただけの日本代表のスーパーブロー（スペシャルローリングサンダー・ジェットアッパー・ブーメランフック）をいとも簡単に放って見せた。

竜児戦では偶然にも生まれたブーメランフックの進化ブロー、ブーメランスクエアーによって、

大阪万博跡地「太陽の塔」の顔の部分までぶっ飛ばされ、敗北を喫したが、

コピー能力の他にもオリジナルの必殺技を豊富に持っており、

一部のファンの間では全キャラクターの中で総帥が最強なのでは？という説も浮上したほどだ。

日本代表との対戦後は彼らを文字通り影から支える存在となり、

ギリシア十二神、阿修羅一族といった強敵たちとの対戦ではサポートメンバーとして戦いに加わった。

影道総帥 必殺技 影道雷神拳 他 

影道雷神拳

本作で影道総帥が初めて放ったフィニッシュブロー。

彼の代名詞的なパンチであり、ここぞという時には必ずこれを使う。

パンチの種類的にはアッパーカットに近いが、放った直後の片膝をついて右手を直角に曲げ突き上げるポーズが何ともかっこよく、男性のみならず女性ファンをも虜にする。

技の前に必ず「影道」とつくのも何かいい感じなのである。

影道鳳閣拳

相手の心臓部分にパンチを打ち込むだけの何の変哲もない技で、

受けた瞬間はダメージもないが、時間をおいて効果を発揮し、最終的に心臓を破裂させ、死に至らしめるという忍(しのび)のにおい漂う超人技。

例えば実戦でこの鳳凰拳を総帥が打ち、その後相手のフィニッシュブローでKOされたとしても、試合後にその相手は死ぬわけだから、総帥の逆転勝利という結果になるのではないだろうか？

いや、死因がはっきりしないだけに判定が覆るのはちょっと難しいかもしれない。

もちろん、そんなシーンは本作に一切登場しない。あしからず。

影道龍極破

対戦相手の急所を打つことで外傷や痛みを与えないまま相手の運動能力を奪う。

鳳凰拳に近いものがあるが、この龍極破の場合はその場で相手を行動不能にさせるというところがキモとなっている。

正直な話、龍極破を打って、相手の動作が止まったところへ、本作の破壊力最大級ブローである高嶺のウイニング・ザ・レインボーや剣崎のギャラクティカ・ファントムをコピーして、ぶっ放せばほとんどの相手に勝てるのではないだろうか？

影道総帥最強説はまんざらウソではないのかもしれない。

断っておくが、このシーンも本作には一切登場しない。

おわりに

今回は影道総帥こと影道殉の必殺技や特殊能力について解説しました。

総帥にはまだ最終ブローとして冥皇拳 (雷神拳の発展型？)もあり、まさに「技のデパート」的なキャラを誇っています。

彼が活躍する試合内容についても、また別の機会に触れたいと思います。

次回も「リンかけ」の登場人物や名勝負についてお伝えします。

どうぞお楽しみに！